台南市政府と日本の株式会社松武がMOUを締結 東京最大規模の大田卸売市場を開拓

現在台南市の農産特産品の販売促進をしている台南市政府(黄偉哲市長)はこの度、農協や農漁業企業10社以上を率いて日本のFOODEX JAPAN 2024に参加。展示期間中には東京の東京都中央卸売市場の大田市場にて、台南市の多様な農産特産品を日本市場への輸出開拓を目的とした覚書を3月5日に株式会社松武と提携しました。

大田市場にてMOUを締結

■株式会社松武について

株式会社松武は1998年に設立され、現在までに25年以上の歴史があり、大田市場の野菜と果物の専門卸売業者です。

大田市場は、東京都内の生鮮食品施設の中で最大規模で、商品量も最も豊富な卸売市場で、1日の果物取引量は3,600トンに達し、日本全国のさまざまな果物や、海外から輸入された厳選された野菜と果物も集まっています。

■「台南市」と「株式会社松武」がMOUを締結

本日、3月5日に大田市場で台南市と株式会社松武のMOU締結記者会見が開催され、台南市長の黄偉哲氏と株式会社松武の代表取締役:楊兆清氏が台湾と日本の農産物促進に関して協力関係を築くためのMOUを締結したほか、台南産のパイナップルを試食しました。

現場にはパイナップル以外にも、FOODEX JAPAN 2024に出展する台南市企業の商品も展示されました。現場で展示されているものはすべて台南の厳選品で、麻豆の柚花コーヒー、ドライ龍眼及び龍眼蜂蜜、台南の厳選水産物のサバヒーのつみれ、ハタ、冷凍愛文マンゴー、冷凍ゴールドパイナップル、フルーツピューレ、フルーツジュース、果物ジャム、各種ドライフルーツと焼き芋などがあります。どれも台南からのユニークで美味しい多様な製品で、今回MOU記者会見の来場者にPRしました。

台南パイナップルをPRする台南市政府の黄偉哲市長

株式会社松武の代表取締役である楊兆清氏は、「以前から台湾のパイナップルは評判が高く、日本国内の消費者からも愛されています。特に台南のパイナップルは、“これは最高だ!”と評され、香りが強く、果肉が細かくジューシーで、酸味と甘みのバランスが魅力的なことから日本市場では高級品と位置づけられています。今回の協働を非常に楽しみにしています」と述べました。

株式会社松武の楊兆清代表取締役

台南市長の黄偉哲氏は、「台湾のパイナップルは、まもなく旬を迎えます。台南市政府は、国内外の市場を開拓するために全力を尽くし、農民や各地の農協、貿易業者、販路業者と協力し、農業局が、台南産の農産品の品質と数量を安定して供給できるようにしています。また、台南の農産品の価値を高め、日本市場を継続的に開拓します。FOODEX JAPAN 2024への参加に伴い、この度東京最大の卸売市場の専門卸売業者である株式会社松武とMOUを締結し、お互いの協力を深め、これにより台南の農産特産品の日本市場のシェアを高めることができます。台南市政府と株式会社松武のMOU締結記者会見は、同時に千葉テレビ放送のニュースでも放送される予定で、台南市のパイナップルの魅力は全日本人を巻き込むでしょう!」と述べました。

台南産の物産品も展示された

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