「かわさきスペシャルサポーター」で、川崎市出身のバンド「sumika」がオリジナルコラボグッズの売上金の一部となる101万9304円を「川崎市子ども・若者応援基金」へ寄付。福田紀彦 川崎市長から感謝状の贈呈が20日神奈川・川崎市役所本庁舎内で行われた。
写真は、後列左から総務企画局長・中川耕二氏、市民文化局長・中村茂氏、こども未来局長・阿部浩二氏、前列左からsumikaの新井智之、sumikaの小川孝之、sumikaの片岡健太、福田紀彦 川崎市長
【川崎市市制100 周年 かわさきスペシャルサポーター特別企画】として、sumikaが昨年11月に期間限定で販売した、「音楽のまち・かわさき」推進協議会マスコットキャラクター「かわさきミュートン」とのオリジナルコラボグッズ「フェイスタオル」「保冷エコバッグ」「キーホルダー」の3つのアイテムを販売。「（sumikaの）活動の原点である川崎市で、若い世代や子どもたちの活躍を応援したい！」という気持ちから、売上金の一部となる101万9304円を「川崎市子ども・若者応援基金」へ寄付した。
贈呈式には片岡健太（Vo＆Gt）、荒井智之（Dr＆Cho）、小川貴之（Key＆Cho）が出席。福田紀彦川崎市長から感謝状を受け取った3人はそれぞれ感想を述べた。
「コラボグッズをご購入された方に感謝です。生まれ育った川崎という街の未来に貢献することができて、一市民としてとてもうれしく思います」（片岡健太）
「自分自身、青春時代をこの川崎で過ごしたことを思い出します。そして、大人になって、こういった形で今の若者たちを支えられるちょっとした機会を得られたことが素直にうれしいです。あらためて、これからも音楽を通して何かできればなぁと思っております。このたびは貴重な機会まことにありがとうございます」（小川貴之）
「我々はこの川崎という街で、未来を夢見て、そして、今もまだ夢を叶える途中だと思っています。この街で我々と同じように未来を夢見ている方へ、微力なんですけれどもお力添えになれたらこれほどうれしいことはありません。これからも一方的な応援ではなくて、ともに夢をかなえるための道を歩んでいきたいと思っておりますので、これからも一緒に歩いていきましょう」（荒井智之）
福田市長は「sumikaのみなさん本当にありがとうございました。市制100 周年のスペシャルサポーターとして、この川崎出身のsumikaさんがご就任頂いて、今回、このような形で貢献いただいたことに感謝申し上げたいと思います。このグッズ見るとめちゃくちゃかわいい。ミュートンとsumikaのコラボがむちゃくちゃ合うのかと思いました。趣旨に賛同いただき、ご購入いただいた方にも感謝を申し上げたいと思います」と述べた。
「川崎市子ども・若者応援基金」への寄付の使い道について市長は「格差を是正するという下支えの部分と、子供たちの夢を叶えるような、才能を伸ばしていくような、引っ張っていくような、そんな挑戦を応援する使いかたをしたい。川崎で育つ後輩たちが、夢を持って前に進めるように、そういう趣旨の使い方をしたい」と、力強く語った。
最後に片岡は、寄附金の使い道について、「小学校時代や中学校時代の経験があって、音楽をやるという人生を歩んでいるので、学生の方の教育であったり、その先に芸術であったり、僕らと同じように音楽をやってくれたらうれしい。（若い人たちが）夢が見られる環境づくりに使っていただけたら」とリクエストした。
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