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酒井法子さん建設会社会長葬儀に参列…芸能界復帰質問に否定せず

酒井法子さん建設会社会長葬儀に参列…芸能界復帰質問に否定せず
報道陣にコメントする酒井法子さん

 2009年8月に元女優・酒井法子さん(41)が覚せい剤取締法違反事件を起こした際に、かかわりがあり、20日に肝臓がんのため亡くなった建設会社会長(享年74)の葬儀・通夜が23日、都内寺院でしめやかに営まれ、酒井さんも参列した。

 建設会社会長は、酒井さんの継母と40年来の知り合いといい。酒井さん本人とはほとんど面識がなかったものの、酒井さんが失踪することとなった夜に、相談を受けたりしていた。出頭する際にも付きそうなどし、その後も、酒井さんへ親身に接し、さまざまな面で酒井さんをサポートしていた。

 通夜出席後に、約30人の集まった報道陣に対して酒井さん自身が対応することに。無数のフラッシュがたかれるなか、09年9月に出所した際の報道時より若干だがふっくらした印象の受ける酒井さんは、「10代のころからお世話になっておりまして、お父さんのような無償の愛情でいつも支えて下さる方でした。男気のある器の大きい、懐の深い素晴らしい方でした」と、故人を悼む。

酒井法子さん建設会社会長葬儀に参列…芸能界復帰質問に否定せず

 「法子、前を向いて生きろよとおっしゃってくれて、言葉を胸に刻んで息子と一緒に生きていきたいと思っています」と、建設会社会長の言葉がいまも生きる支えになっているという酒井さん。「亡くなってしまったのが、実感として沸かなくて、混乱しているので、ちゃんと言葉を伝えることができませんが、残念でなりません。お騒がせしてすみません」と、お詫びも。

 さらに、「大きな傘のような方で、いつも守られていた。存在の大きさとか、守っていただいた温かさを痛感するんだろうなと思っています」と、建設会社会長を偲ぶ。現在、覚せい剤取締法違反事件で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受け、その期間も今年11月にあけるが、報道陣から、「執行猶予があけたらこうしようという話はしていましたか?」と、尋ねると、酒井さんは「いつも、頑張れよ。応援してるからなって言ってくれて、もっと頑張って恩返しできればと思っています」と、コメント。

 また、建設会社会長へ「今後どんな姿を見せていきたい?」と、報道陣が尋ねると、「頑張ってる姿…もう一度頑張る姿を見せたい。一人の人間として親として、歩き出せるようにということを支えてくださった」と、語り、「(故人は酒井さんの)芸能界復帰に遺志をお持ちでしたか?」との問いには、「私自身の口からそういったことをお伝えするのは別だと思うのですが、やれることを精いっぱいやりたい」と、否定はせず、報道陣が「彼(故人は)望んでいた?」とさらに尋ねると、「はい」と、のみ答え、車に乗り込みその場を後にした。

酒井法子さん建設会社会長葬儀に参列…芸能界復帰質問に否定せず
ときおり声を落とす酒井さん
酒井法子さん建設会社会長葬儀に参列…芸能界復帰質問に否定せず
葬儀に参列した酒井法子さん
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