お笑いコンビ『NON STYLE』の井上裕介（35）が23日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で著書『マイナスからの恋愛革命～スーパー・ポジティブ・シンキング Chapter of Love～』（ワニブックス）出版記念ポジティブHug＆握手会を開いた。
井上個人として2013年8月の前作『スーパー・ポジティブ・シンキング』以来2冊目。『よしもとブサイクランキング』で3年連続首位となり“殿堂入り”したことをはじめ、ネガティブなランキングを総なめにしている井上の恋愛メソッドが記されている作品。“嫌われ芸人”といわれている井上だが、すでに1万5000部が売れており、実は結構愛されキャラの一面も垣間見せている。
ニコニコと笑顔で報道陣の前に現れた井上。「マイナスなところから、ポジティブに変えようという前作の恋愛版です。実体験や、芸人人生で培ったものが入っています」と、井上の人生が凝縮されているのだとか。
「いろいろ彼女も作ってきましたし、女性のお友達も1000人、2000人の連絡先も（携帯に）入っています」と、豪語する井上は、顔見知りの女性記者へも「僕のこと好きでしょ？」と問いかけ、「好きな方です」という同記者のレスポンスへ、「この時点で恋心が僕に向かってるってことですよ。この積み重ねですよ！」と、考え方のテクニックを語っていた。
どうしたらそんなにモテるのかへは、「僕を見習ってほしい」と、臆面もなく言い切る井上だが、「ブサイクと言われてますし、ルックスに自信がないとは違うところで戦わないといけない。イケメンの人の“優しい”の10倍、20倍は優しくしないといけない。この会見場にいる男性よりも好きだよとか愛してるよとか誰よりも言っていると思います」と、独自のメソッドを展開していた。
本書で重要な恋愛要素については、「恋愛に100％はないですけど、落としたいと思った女性は80～90％落としてます。恋愛は個人戦より団体戦。後輩と飲みに行った時に僕がトイレ行っている間に『あんなに楽しそうな井上さん久しぶりに見た』みたいに援護射撃をしてもらう」と、自身のことも話し「20代のころお金もなくて、借金でご飯も食べられなくて、そういうときに助けてくれる女性を見つけるためのテクニックも入っています」とのこと。
ちなみに、それだけモテる井上に結婚のことを尋ねると、「相手が見つかれば、すぐ結婚したい。いままでは別れて付き合ってですから。結婚と恋愛は違って、結婚・愛は運、恋愛はテクニックです」と、まだ遠そうな様子で、クリスマスも「コントライブの仕事です。打ち上げのあとは今田耕司さんのクリスマスパーティーに参加します。今田さんを囲みます」と、話していた。
ほかにも、今年の芸能界で不幸になった芸能人で熊切あさ美や高橋ジョージへはエールを送っていたが、田中みな実アナと破局した『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾へは、「ざまぁみろですね。そりゃ、後輩があんな美人のアナウンサーと付き合っているってね」と、そこだけはポジティブではなかった。
会見終了後には、抽選で選ばれた女性1人をバックハグし、ほっぺにチューというオプションまでつけて、モテモテなところを見せつけていた。
「この本にかんしては売れては欲しいですけど、モテる男子、女子は読まなくていいと思いますよ。自分に自信がない、恋愛におっくうになっている人に読んでほしい。そういう気持ちがあなたをモテなくさせているんだよって伝えたい」と、アピールしていた『マイナスからの恋愛革命～スーパー・ポジティブ・シンキング Chapter of Love～』は1143円（税別）で好評発売中！
