“トヨエツ”こと俳優・豊川悦司(51)が9日、東京・日本橋のキリン日本橋ビルで『キリン 澄みきり』発売出陣式&新CM発表会に出席した。
14日より全国発売されるキリンビール株式会社『キリン 澄みきり』は“力強く澄みきった、飲み飽きないうまさ”を実現し“傑作”との呼び声も高く、すでに3000万本の予約受注が入っているなど期待が寄せられている商品。豊川は「澄みきってない現代人を鼓舞する“戦国武将”」に扮するイメージキャラクターとして同社CMに起用されることとなった。
ノータイのスーツ姿で登場した豊川は、まずは同製品に「文句なしにおいしかったです!今回は本当にキリンさんの本気を感じさせるというか、予想を超えたおいしさでした」と、ストレートに力強く褒める。
刀をイメージしたパッケージにも好印象なようで、「カッコイイですよね。シルバーが地味かなと思ったんですけど、これがほかの商品と並んでいる時に、個性強く目に飛び込んでくるんじゃないかなと思います」と、角度を変えて分析することも。
撮影中のエピソードについては、甲冑を着たことを挙げる豊川。「甲冑はすべて本物で30キロあって、立っているだけでもおっちゃんにはキツイ仕事だった。カブトと胸の甲冑が重かった。これでもかなりのボリュームで、肉体的にはキツイ撮影になりました。ただ、重さがあればあるほど『澄みきり』への愛情は湧いてきましたね」と、愛情が深まったそうだ。
船上での撮影も苦労があり、2、3時間かかったそうだが、その理由も「結構、波で揺れまして、カメラと波のタイミングを合わせるのが難しくて何回かテイクをしました」と苦笑い。ただし、「天候には恵まれて澄みきったような感じで、スタッフのみなさんも喜んでいました」と、まさに『澄みきり』にふさわしいものだったことも明かしていた。
打って出るという緊張感はもちろんのこと、澄みきった心情も表現したという豊川。“澄み切る”というイメージについては、「雑念・邪念・疲労・疲れというのが溶けて自分の中から出て行く感じ。自分の中にリラックスした空間がぽっかりとできる。自分の中にそんな空間を作れるようなのが澄みきりだと思います」と、清々しい笑顔を見せていた。
ほかにも甲冑を着たことから好きな戦国武将について質問が飛んだが、NHK大河ドラマ『江』の織田信長を挙げたり、同社新入社員ら50人とともに勝どきを思い切り良く上げることも。関西弁でしゃべる女性社員に合わせ「関西弁やね」と、関西弁で返したり、豊川に萎縮する男性社員に「緊張度200%を感じましたね」など、フランクな言葉をかけるなど、存分にイベントを楽しんでいるようだった。
豊川出演のCMは10日より。『キリン 澄みきり』は14日より全国発売!