声優・金田朋子が9日、都内で行われた『Yahoo!検索大賞2015』の『パーソンカテゴリー』声優部門を受賞し登壇した。
超高音のアニメ声とハイテンションな話し方で話題となり、今年になってバラエティ番組などで引っ張りだこ。かと思えばアスレチックチャレンジ番組『SASUKE2015』に登場するなど、活動の場所をさらに広げている。
ピンク色のドレスで現れた金田。この日も、ハイテンションは変わらず、受賞者に贈られる盾が金メッキされていることに、「金じゃないですか！」と、大はしゃぎ。これに司会の『雨上がり決死隊』の宮迫博之（45）が、「ガチでうるさいですよ」「昼前には聞きたくない声」と、ツッコミを入れて盛り上がる。
本賞の受賞に「嬉しいです！結構いろいろ毎日が新鮮ですよ。きのうあったこと忘れちゃうんで、毎日が初めてなんですよ。旦那さんの顔は覚えているんですけど」と、少々ノロケつつ、「この声で死にかけた鳥が生き返ったことがあるんです。ビックリしたのか弱り切った鳥が、テレビから私の声が聞こえたら、暴れだしたらしいんですよ。あした謎の頭痛があったら病院に行ってください」と、珍しい呼びかけで会場を沸かせていた。
ちなみに、『雨上がり決死隊』の番組に金田の夫で俳優・森渉（32）も出演しているそうで、応援にも訪れているそうだが、「この声が気になって、この声で相手のチームを集中できなくさせてるんです」と、トンデモ発言も飛び出すこととなった。
終了後には、モデル部門で受賞した藤田ニコル（17）、お笑い芸人部門の『8.6秒バズーカー』とともに、囲み会見に臨むことに。受賞への感想へそれぞれ当たり障りのない喜びを口にすると、金田は「いやー私、賞とか本当に昔、牛の足を100本描いて賞をもらって。発想がいいって言われて。それ以来賞という賞は頂いたことがないのですっごい嬉しいです」と、とにかく喜びを。
自身の特徴的な声については、「人間役がほとんど来なくて、モノとか。自分の声で自分の耳がやられてきて、聞き間違いとかも増えてきて」と、自身にも影響が出てきているそうだ。
今回なんで自分が選出されたのかへ、金田は「旦那さんのこととか、ドッキリでモニタリングというのが多かったのと、私はお化けが怖くてトイレとか開けて入らないと行けなくなっちゃうので、そういうのが多くて、自分では知らないところで検索されていたみたい」とのこと。
今年については、「100キロマラソンとかにも挑戦できたし、来年も新しいことに挑戦していきたいと思っています。あと個人的には貫禄がほしくて、巻き舌ができないので、旦那さんとケンカした時に巻き舌を使ってできれば」と、低い声にこだわっているよう。ちなみに夫婦仲について、金田は「わけわからないことを言ったり、行動に出たりすると、近くの川のコイを眺めに行くんですけど、来年は外に行かなくていいように家に水槽を買いたい」と、とりあえず仲は悪くないようだった。
