人気若手俳優集団『D-BOYS』の鈴木裕樹（30）と荒木宏文（30）によるユニット『ズキ☆アラ』が21日、都内でDVD「ズキ☆アラ Season2 DVD Vol.1『気分はルパ～ン！』」（ポニーキャニオン）発売記念クリスマスイベントを開催し600人が集結した。
今年30歳を迎えるにあたり大人のたしなみを学んでいくBSフジで放送された番組で、未放送部分をたっぷり収録した購入者によるスペシャルイベントとなる。
クリスマスを意識した装いで取材に応じた2人。Season1で免許を取りたいといっていた鈴木だが、「12月3日に無事に取りましたね。まだ車に乗っていないんですけど、5年ほど前に荒木くんと一緒に乗って行こうとして5分で断念した大江戸温泉物語に行きたいですね」と、リベンジを。
それでも、鈴木は自動車の運転に「東京の道は混んだりしてますから、普通にぶつけるかもしれないので怖いです」と心情を明かすと、荒木は「回避行動して緊急回避してください！」とツッコミを入れることも。
番組の企画ではサソリの唐揚げや、ハトを食べるという企画もあり、鈴木は「赤いハトが出てきて、平和の象徴に見えなかった」と感想を漏らすことも。ただしそんな“試練”を越えたため、荒木は「無茶振りもいい経験になった」と、タフさも増したようだ。
30歳を迎えた2013年について、荒木は「ターニングポイントになった年だなと思います。20代のときにあがいてたこと、必死になってたこと、意固地になってたことが、30になったのをきっかけにほどけて、開放的になったし新しいことを探そうとしてました。いい意味でオープンになった」と、しみじみ。そのたとえを挙げてもらうと、「やったことがなくて恐怖心があることも、とりあえずやってみようという気持ちになって、新しいことに出会えるのが楽しくなって1人でプライベートで韓国旅行に行ったんです。ホテルとかも自分でとって、劇場で言葉の分からない舞台を観てみたりしました」と、自分の殻を破ったという。
鈴木も、「全体的に幸せな1年だったなって思います。ズキ☆アラがあって、DVDを出すたびに、イベントが開催できてというのもあって。やっぱり幸せだったなと思って。番組でもいろんなことを経験させていただいたからこそ重い腰を上げるということもありました。僕にしては能動的なものになりましたね」と、つかむものがあったという。
ちなみに2人に30歳になっての今年のクリスマスや新年のことを尋ねると、荒木が「期待しない！」と言い出すことに。この真意を聞くと、「クリスマスとかちょっと20代のときとか、誰か誘ってくれるんじゃないかという期待があったんですよ。そのイブの夜とかに、『みんなで集まってるから来いよ！』って言われて、誘われたらできると思っていたんですけど、30を越えて飲みの席に行くのもつらいなと思って。自分より下の子と一緒に祝った時に、そこまで自分のテンションが行くのかなって。ちょっとしんどいなと思って、家でクリスマスは過ごすのかなと思って。もし早く仕事が納められるようだったら、実家に帰りたい。新年は必ず帰ります」と、しみじみと語った。
最後に来年『D-BOYS』が10周年を迎えると同時に『ズキ☆アラ』も10周年を迎えることへ、荒木は「結成当初から参加していて、僕としては候補生として残っていて、10年というものは僕達にも分かりやすい。それで、自分たちの10年間を振り返るんじゃなくて、ファンのみなさんと培ってきた10年間を振り返りたい」と、ファンサービス満点にしたいよう。
続けて、荒木が「10年間のうっぷんも全部晴らしてもらって…。晴らしてもらうことで新しいファンはこれまでの9年間が知ることができる」と言うと、鈴木は「握手会で言えない人は言えないと思うんですよ。『私はあの髪型は嫌い』という人も中にはいると思うんですよね」と、さらなる歩みにファンの声に耳を傾ける姿勢を見せていた。
DVD「ズキ☆アラ Season2 DVD Vol.1『気分はルパ～ン！』」は3990円（税込）で好評発売中で、2014年1月24日にはDVD「ズキ☆アラ Season2 DVD Vol.2 ミッションクリアー！？」の発売も決定となっている。
