香港の格安航空会社（LCC）航空会社である『香港エクスプレス』の日本路線就航2周年を記念したイベントが7日、都内で行われ、来日したCEOのアンドリュー・コーエン氏から、特別プロモーション企画として、「片道運賃1300円～」（※料金には、燃油サーチャージや手荷物料金、税金は含まれない）という特別料金が発表された。
予約受付は、2015年12月8日（水）の午前0時～2015年12月15日の23時59分までの1週間。特別運賃による適用旅行期間は、2015年12月15日～2016年10月29日まで。
なお、予約受付スタート日から2日間は、東京・成田空港－香港、東京・羽田空港－香港の2路線の特別運賃を提供し、それ以降は、48時間ごとに新しい路線の販売も行なう。
これだけ香港エクスプレス好調なのは、航空会社の運航情報をモニターしている独立系の会社『flightstas.com』で、香港において最高の定時運航率（OTP）を継続。また、独立系調査会社『airlineratings.com』でも7つ星の安全性であるという評価を受けた。さらに、IATA（国際航空運送協会）の安全監査プログラム（IATA Operational Safety Audit／IOSA）の認証も得ている。など、定時運行、安全性、そして低価格を実現している点にある。
それは、2013年6月にLCCへの転向を発表以来、同年10月にアジア各都市に就航。同年11月に東京・羽田空港と大阪・関西国際空港と香港を結ぶ2路線を就航。以来、日本へは、東京・羽田空港、東京・成田空港、大阪、名古屋、広島、福岡と6都市アジアパシフィック地域20都市に就航し、1週間の運航数が300便と、着実に伸ばしていること。
なにより、2015年10月4日には300万人目の搭乗を達成し、日本線においても、2015年11月25日に100万人目の搭乗を達成した（香港－名古屋線）ことからもわかるように、お客が支持していることで実証されている。
コーエンCEOは、「日本へ就航してちょうど2年。この成功はみなさまのご愛好の賜だと思っております。とても感謝申し上げております」と、改めて感謝の言葉を述べ、「日本への就航以来、香港－日本間の就航数が2番めに大きい航空会社に成長しました。日本の6都市に1週間に82便飛んでおります。これは週の便数では、ANAと日本航空を合わせたものより、多い便数を就航させていただいている」と、実績を紹介。
さらに、「2年間で我々の航空料金は約60％減らすことに成功しています。他のフルサービスキャリアに比べて、これだけの料金をお安くしております。これにより、香港－日本間の旅行者は増えています。このようにして、2年間で約140万人の搭乗客を獲得しております。2016年末までには、さらに100万人増やし、2020年までに2000万人の乗客を運ぶ政府の目標に近づいております」と、目標を明かす。
また、「搭乗客の3分の2は、18歳から34歳のお客様です。若者層が低価格の旅客運賃を探していることを象徴しており、若い夫婦、若い家族にアピールしています。搭乗客の20から30％が日本から香港へのお客様。残りが香港から日本への乗客です。香港に住んでいる日本人も多く、週末に家族に合うために日本と香港とを行き来するのに低コストは貢献している」と、自信を覗かせた。
そして、名古屋・中部国際空港（セントレア）－香港線を週7便から、ホリデーシーズン（12月～翌3月）に週9便へ増便して運航することや、2015年9月から週2便で就航した広島－香港線を週3便に増発することや来年初頭には週4便に増やすことも発表され、「Facebook等の調査によりますと、香港をはじめ各都市から日本への人気度が高いので、6都市全てへの就航便を増やす予定。さらなる就航地の発表も間近に控えている」と、さらなる増便を予告した。
