『X21』リーダーで女優・吉本実憂（18）が30日、東京ビッグサイトで開かれた『ITpro EXPO 2015』内の『アイドロボティクス in ITpro EXPO』に登場した。
エンタープライズICT（情報通信技術）の総合展示会でロボティクス技術の最新動向を伝えるために開催されている。
吉本は感情認識パーソナルロボット・Pepperとともに初共演を果たすこととなり、顔を合わせると、「初めましてなんですけど、目がくりくりしててカワイイですね」と、さっそく親しみを覚えた様子。
ロボティクスの最新能力を披露するということで、早口言葉対決、ダンス対決、お芝居対決という3つの種目で、Pepperと吉本は争うことに。早口言葉へ吉本は「お芝居のレッスンとかでやってますけど頑張ります」と、『なまむぎ なまごめ なまたまご』など3つを滑舌よく発音したが、こちらはPepperが一枚上手で、「すごいというか、悔しいという気持ちにならないくらいです」と、しみじみ。
続けてのダンスで吉本は人気男女7人組ユニット『AAA』の『MUSIC！！！』を華麗に踊り切り勝利。3つ目の演技対決では、オーディションアプリを組み込まれたPepperがお題を出し、それに吉本が挑戦するというものとなり、不治の病の恋人が亡くなろうとしているときに、「誰か、この人を助けて下さい。お願いします」という泣きの演技を披露。
Pepperは吉本の演技を100点中91点と評し、「ハリウッドスターレベルだ！地球上最強の俳優だ」とおだてまくったため、吉本ははにかんでしまうことも。それでも、気を取り直して女優としての活動へ、「誰かの助けになれるような作品を作りたいということを意識していて、そこだけはもっと高めていきたいなと思っています」と、真摯なコメントもしていた。
報道陣からPepperをどう思ったかと尋ねると、「相手をよく見ていました。私がしゃべっているときに、ずっと視線を感じてて、相手の感情だったりを察知してましたね」と、感心しつつ、「もっと話したいと思いましたね」と、家庭へPepperを迎えることにも関心があるよう。
そこで、1台どうかと尋ねると、「はい欲しいです！働いてお金を貯めてですね」とのこと。では『X21』の新メンバーにはどうかと尋ねると、「それはもう会社（事務所）しだいです（笑）」と話しつつ、「でも、Pepperカワイイからなぁ…」と、少し名残惜しそうな感じを見せていた。
「ロボットという存在は知ってはいましたが、自分にとって遠い存在だったので、早口言葉や演技をして、思っていた以上に身近な存在だと感じましたね」と、本日のイベントを振り返っていた。
