女優・川島なお美さんが24日、午後7時55分、胆管がんのため亡くなったことが分かった。同日、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏（49）が自身のフェイスブックを通じて明かした。54歳だった。
川島さんは名古屋市出身。大学在学中の1979年に『ハネムーン』で歌手としてデビュー。女子大生タレントとして活躍し、81年にドラマ『ただいま放課後』で女優デビュー。97年の作家・渡辺淳一さん原作小説のドラマ『失楽園』では妖艶演技を見せ話題となった。
川島さんは昨年1月に肝内胆管がんの手術を受けたことを公表。その後も、精力的にテレビ番組への出演をしていた。今月3日からはミュージカルに出演し、同7日にも都内でのイベントに登壇。そこでの激ヤセした姿が話題となり心配の声が寄せられていた。
鎧塚氏は「本日19時55分妻なお美が他界致しました 一週間前まで舞台を勤め、そして最後の最期まで女優として、女房として、人として全力で生を全う致しました。なお美を支え応援して下さった皆様方には心より御礼申し上げます。息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした。本当に立派でした」と、つづった。
