女優・武田梨奈(24)が5日、東京・角川シネマ新宿で映画『TOKYO CITY GIRL』(配給:アークエンタテインメント)初日舞台あいさつを女優・田中美晴(22)、三浦萌(22)、比嘉梨乃(23)、遠谷比芽子(24)、山田能龍監督、藤井道人監督、志真健太郎監督、原廣利監督、山田智和監督、山口健人監督とともに開いた。
6人の女優と6人の新進気鋭監督がつむぐ、東京を舞台にした6篇のオムニバス作品。武田は能龍監督のEPISODE6『KOENJI 夢の寿命』に出演。俳優という夢を持ちながら東京へやってきたが、いつのまにか高円寺でピンサロ嬢をやりながら同じ俳優への夢を持っていたパチンコ狂いの無職の彼氏と同棲しているという役どころ。ある日、日々のダメージの蓄積で爆発してしまうのだが、その命運は…。
上映前に舞台あいさつが開催。本作へ武田は、「私たちがかかわっている彼氏だったり家族だったり、いろんな人達の目線で観れる作品で、必ず1つは共感できる部分がある作品だと思います。1つ何か背中を押せたら」と、全体をまとめたコメント。
そんな本作の撮影の様子を、武田は「前田公輝さん演じる彼氏がムカつくというか、みなさんが観てムカつくのではないかと。『ガキ使』の“キスおばちゃん”で知られる浅見千代子さんには中空きのときに本当にキスされたりとか、濃い時間でした」と、楽屋裏話も飛び出す。
さらに、武田は「自分の監督作じゃないときに手伝いに来てくれたりして、豪華な現場でした。みんな愛があふれすぎて、監督同士ケンカもするくらいで(笑)。愛情の詰まった作品です!」と、監督たちの思い入れも代弁した。
ちなみに、武田はEPISODE6の主演だが、実は別のEPISODEのオーディションに応募していたそうだが落ちてしまっていたのだとか。しかし、そんなとき声をかけてくれたのが、能龍監督だったそうで、武田は「この作品にかかわりたかったなと思った時に、監督が呼んでくださって、いまここに立てて幸せです」と、喜びもひとしおだったようだ。
最後に武田は、「宣伝費とかあまりないので、みなさんの力が必要で、『TOKYO CITY GIRL』というのを、本当になんでもいいです!一言でもいいです!私の悪口とかでも全然結構ですので(Twitterなどで)つぶやいてもらえたら。賛否両論あって映画ですので、いいこと悪いこと全部含め、私はちゃんと見たいのでいっぱい書いてください!」と、体を張った“男前”な宣伝を買って出ていた。
映画『TOKYO CITY GIRL』は5日より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー!