「僕達の音楽が、聴く人にとって何かを考えたり始めたりするきっかけになれたら嬉しいですね。」――そう語るのは、ドライブ感を重視したサウンドで、光と影を奏でるロックバンド「Linertone」だ。
そんな彼らの楽曲『BGM』が現在、話題の音楽サービス「Frekul（フリクル）」にて、期間限定で無料配信されている。
Syrup16gを彷彿とさせるような、ややダウナー気味のコード感・サウンドでゆっくり引き混んでいく楽曲『BGM』。残響を広げる歪んだギターを中心に、安定してボトムを支えるドラムとベース、甘く気だるい声が響き渡る。
結成してまだ間もないスリーピースロックバンド「Linertone」。2014年から都内を中心に活動を開始、今年の2月には3曲入りの自主制作音源「ひらめきe.p.」を発売。無料配信楽曲とはまたテイストの違ったロックチューン『嘘だらけの世界で踊れ』、“いつか忘れてしまうとしても、消えてしまうとしても、この瞬間に感じていることや見ている景色を大切にしたい”との思いを乗せた『閃光』など、様々な方向性の楽曲展開を見せている。
“今、この一瞬を生きること・音楽がまっすぐ届くように”をテーマに掲げる「Linertone」。彼らの未来は、まだ始まったばかりだ。（津田 聖治）
【Linertone】
2014年結成。メンバーはゴキタトモアキ（Vo.gt）、シミズマサアキ(Ba)、ウエハラヨウスケ（Dr）。今年2月には、3曲入りの自主制作音源「ひらめきe.p.」を発売。メロディーの美しさやメッセージ性を重視した楽曲で、都内を中心に活動している。
