“しょこたん”こと中川翔子（30）が21日、東京・ビッグサイトで開催された『東京おもちゃショー2015』内の「『おまかせ！みらくるキャット団』中川翔子みらくるステージ」に登場した。
中川の半生と愛猫・マミタスをモチーフに今年3月31日から放送中のアニメ『おまかせ！みらくるキャット団』（NHK Eテレ）。東京下町・谷中野町に住んでいる勉強も運動も苦手ですぐに落ち込んでしまうネガティブな小学4年生女の子・赤川ぽこ美の家族や近所の愉快な仲間、ほかの猫たちも巻き込んだドタバタストーリーが展開される。
おもちゃショー内とあって、親子連れが集まるなかでのステージに。劇中のマミタスの着ぐるみとともに登場した中川は、「やっと会えた！マミタスかわゆすなぁ～ペロペロ（prpr）」と、早速ハグして喜ぶと、おもちゃのミラクルじゃらしを振りながら「ギザ！」「トゥットゥルー！」と、しょこたん語であいさつし、子どもたちから歓声を受けた。
愛猫のマミタスについて、「メタボキャットですけど、私が落ち込んで泣いているときでも励ましてくれて、去年お尻の骨を折った時に、隣でずっとゴロゴロ言ってくれていたり、マミタスには助けてもらってます」と、エピソードとともに披露。
さらに、作品については、「タリンという猫もうちにいた。おもらしするところも一緒でおばあちゃんがお昼寝しているときに顔におもらししたりして（苦笑）。本当にそのままの懐かしい景色を見ているみたい」と、満足いくもののよう。
イベント中盤には、クイズ大会が開かれ、元気のいい子どもたちが正解を連発して盛り上がったり、番組イベントでは初となるファンを前にした細野晴臣とのコラボ主題歌『ネコブギー』をソロで披露し、「一生の思い出になりました！心の底から生きていてよかった！！」と、笑みを見せていた。
終了後の囲み会見では、「よろしくお願いマミタス」とゴキゲンで報道陣の前に現れた中川は、「本当に幸せです！ちびっ子たちがトゥットゥルーとかマミタスと叫んでくれたりして。本当に心から生きてきてよかった。世界中の猫たちにありがとうと伝えたいなと。マミタスにはご褒美にモンプチをあげたい」と、イベントに感激していた様子を伝える。
作品を通しては、「どんなつらいときも、悲しい時もそばにいてくれた猫たちにアニメが恩返しの形になったら嬉しい。これを観たちびっ子たちが猫ってカワイイなぁ、大好きだなぁ、優しいなぁと思ってもらえたら嬉しい」と、猫へ恩返しの気持ちがあるのだとか。
猫という存在は「無償の愛をくれる存在であり、友だちであり、恋人であり、私にとっては家族で支えです」と、熱弁を振るう中川へ、「ペットの方に行くと人の方に行けなくなると聞くこともありますが？」との声も飛んだが「猫たちとゲームがいれば幸せというところもありますけれど、猫の本を書いている人がいたり、祖父が祖母とお見合いした時、猫が通ったから結婚になって、血筋が猫によって助けられてる」と、猫とのつながりが重要と訴える。
「猫好きじゃないと（結婚の）お相手は考えられない？」との質問には、「猫好きだけどアレルギーなんですという方も多いのですが、私は結婚するときも猫は10匹と母1人を連れていきたい。ハードルが高過ぎるとは思うのですけど（苦笑）」と、そこは理解しつつも通したいところのようだった。
会見終了後も、「どうもありがとうございマミタス」と、軽やかな感じでその場を後にしていた。
