V6の坂本昌行（41）が23日、都内の帝国ホテルでミュージカル『シルバースプーンに映る月』製作発表に新妻聖子（32）、鈴木綜馬（52）、戸田恵子（55）、演出を手がけるG2と行った。司会はフジテレビアナウンサーの西山喜久恵（43）。
G2が「構想2年。この4人が合うスケジュールをじっとまっていた」と自信を込める同作は4人の登場人物が織り成すオリジナルミュージカル。“幽霊が出るというウワサのある洋館”を舞台に坂本が演じる御曹司の放蕩息子、鈴木演じる御曹司の義兄、洋館のメイド役の戸田、戸田の隠し子を演じる新妻という役どころ。
人生初の御曹司役に坂本は「僕とは似つかない役で毎日お酒を飲んで朝帰りをしているような人物。下町生まれなので御曹司とはかけ離れているんですが…役作りをどうしたらいいですかね？」と困惑。G2から「僕と毎日飲めばいい」と丁寧なアドバイスを受けると「毎日飲んで、稽古が終わって飲んで、二日酔いで稽古したいなと思います」と笑いを誘った。
そんな坂本と3回目の共演となる鈴木は「日本を代表するアイドルなのに普通の感覚を。どれだけ抱きしめても抱きしめたりない」とうっとり。坂本は「綜馬さん怖いんですよ。稽古場の端でミカンを食べてたらそれをジーッと見てて」と苦笑すると、鈴木は「だってすごい丁寧に儀式のように食べているんですよ。白いところが全部なくなるまで丁寧にむく」と惚れ惚れと語り、西山アナから「愛おしくてたまらない？」と聞かれると「そうですね！」と即答していた。
坂本についてG2は「坂本くんはこっちのやりがいのあるマジメ。でも『なんかないですか？』『僕には何もダメ出しはないのですか？』とうるさいんです」と苦笑しながら「細かいところを一部の狂いもなく積み重ねている坂本さんは僕にとっても魅力的」と絶賛した。
レポーターによる囲み会見では「御曹司はカードをいっぱい持っているイメージ。僕はTポイントカードぐらいです」と笑顔。「色っぽいシーンなのか、色っぽい役なのか、それすらもまだわからないんですけど、その辺は綜馬さんを見習いたい」と意気込んだ。その坂本の発言に、鈴木は「匂い立ってきますよ。ミカンのむきかたから稽古に対する姿勢。周りに対する気の使い方。すごい魅力を感じますね。僕もこういう男になりたい」とニッコリ。「実際に抱きついたことは？」と聞かれると「何度もありますよね。挨拶がわりに“イエーッ！”って。今日もちょっと味わいました」と瞳を輝かせていた。
また、恋愛について聞かれた坂本は「ファンの方でも『結婚しました』『子供が生まれました』っていう報告が多く、年々親子席が増えていってるんです」としみじみ。「僕はまだ結婚しないですけど」と断りながらも「（今年）42なので考えないといけないですね。今年？ ないでしょ！」と語った。
