お笑いコンビ『アンガールズ』の山根良顕(39)が2日、東京・恵比寿のウエスティンホテルで開かれた『第52回 ギャラクシー賞』内のDJパーソナリティ賞を受賞した横山雄二アナウンサー(48)のプレゼンターを務め、毒舌の応酬を繰り広げた。
『ギャラクシー賞』はテレビ、ラジオの番組、関係者に贈る賞として52年の歴史を誇り『テレビ部門』、『ラジオ部門』、『CM部門』、『報道活動部門』4部門の大賞、優秀賞、選奨が表彰されることなる。横山アナウンサーは中国放送(RCC)のアナウンサーとして、ラジオ番組のDJを軸に、テレビドラマや著書などを展開。2012年には映画『ラジオの恋』の主演を務めた。
壇上で、横山アナは軽快なトークを展開し場内を沸かせ、「27年前にRCCでラジオの前に立たせて頂く免許証を頂いたような気持ちでしたが、27年目に褒めてもらったような気がしていて、このままでいいんだよと言ってもらっているような気がしています」と、胸の内を語っていた。
そして、山根が登壇。山根は広島出身で映画『ラジオの恋』にタレント・有吉弘行(41)とともに出演していた。山根は花束を横山アナに手渡すと「不良アナウンサーが賞を獲るとはお偉いさんは聞いてなかったんだと思います。社内での評判はすこぶる悪い」と、いきなり毒を吐く。それでも、横山アナのことを山根は認めているようで、「信念を持っていて、その信念が嫌いな人もいると思うけど、すごく好きな人がいっぱいいる。僕も広島の先輩を見ながら、好きでいてくれる人がいればいいのかなと」と、励まされているようで「1度聴いてみてください、好きか嫌いか分かれると思いますから!」と、アピールしていた。
しかし、一癖も二癖もある横山アナだけに、それだけでは終わらず、横山アナは山根に「暇な方の山根が来てくれた」と、ニヤリと笑い、これに山根も楽しげに笑うという、2人の信頼関係が分かるような光景が繰り広げられていた。
■ギャラクシー賞受賞作
●CM部門
◯大賞
・東海テレビ放送 公共キャンペーン・スポット「震災から3年~伝えつづける~」
◯優秀賞
・インテリジェンス DODA シリーズ「チャップリン×綾野剛篇」「キング牧師×綾野剛篇」
・TOTO NEORESTネオレスト「菌の親子篇」
・日清食品ホールディングス カップヌードル シリーズ「現代のサムライ篇」「壁ドン篇」
●ラジオ部門
◯大賞
・YBCラジオスペシャル「花は咲けども~ある農村フォークグループの40年~」(山形放送)
◯優秀賞
・風の男 BUZAEMON(南海放送)
・ネットワーク1・17「20年~大震災と向き合う日々」(毎日放送)
・MUSIC SHOWER Plus+ いちゃりば結スペシャル(琉球放送)
●報道活動部門
◯大賞
「高知白バイ衝突死」を巡る検証報道(瀬戸内海放送)」
◯優秀賞
・シリーズ「広島70年」の報道及び動画コンテンツの公開(中国放送)
・ハンセン病に対する差別解消にむけた報道(三重テレビ放送)
●テレビ部門
◯大賞
QBAドキュメンタリー 扉2014「裂かれる海 ~辺野古 動き出した基地建設~」
◯優秀賞
・BS1スペシャル「遠い祖国 ブラジル日系人抗争の真実」
・NHKスペシャル「ドキュメント“武器輸出”防衛装備移転の現場から」
・サンデーモーニング新春スペシャル「群衆と戦後70年」
●個人賞
杏
●志賀信夫賞
松尾羊一
●DJパーソナリティ賞
横山雄二
●特別賞
ドラマ24