父・トム石塚(Gt.)とその息子・チャーリー石塚(Ba.)を中心に結成されたバンド「Tokyo Skinny Boys」。メロディアス・ファンキー・グルービーと三拍子揃ったクールなサウンドで、都内を中心に活動している4ピースバンドだ。
彼らの魅力がたっぷり堪能できる楽曲『That’s How I Feel』が現在、話題の音楽サービス「Frekul(フリクル)」のサイトで期間限定で無料配信されている。
艶っぽくメロウなサウンドながら、縦横無尽に響かせるベースラインと雰囲気のあるシンセで始まる『That’s How I Feel』。ラテンミュージックを含んだパーカッションに、80年代のフュージョンサウンドを漂わせながら、各陣のグルービーで巧みなサウンドで聴き手を魅了してくれる。曲間に入る、テクニカルで熱いソロ回しも必聴だ。
2012年に結成した「Tokyo Skinny Boys」。なんといっても魅力は、ジャズやフュージョン・ラテン・ロック・R&Bなど、あらゆる要素を含んだ独特なサウンドだ。その魅力は、80年代から第一線で活躍しているアメリカのジャズ・フュージョン・グループ「YELLOW JACKETS」のボブ・ミンツァーも認めるほど。実際にTokyo Skinny Boysの楽曲『TokyoNOW!』には、ボブがテナーサックス/アルトサックスで参加しており、より厚みと凄みを増した音に仕上がっている。
エキサイティングなサウンドで心を踊らせてくれる「Tokyo Skinny Boys」。彼らが奏でる“トーキョーフュージョン”は、音楽の新たなジャンルを切り開いていくかもしれない。(津田 聖治)
【Tokyo Skinny Boys】
2012年に結成。トム石塚(Gt.)、中道 勝彦(Key.)、林 哲郎(Sax.)、チャーリー石塚(Ba.)の4ピースバンド。ファンク・R&B・レゲエ・スムースジャズなど様々なジャンルを含んだサウンドで、都内を中心に活動している。