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役所広司 戦後70年映画「日本のいちばん長い日」へ熱い思い!本木雅弘 樹木希林に背中押される

役所広司 戦後70年映画「日本のいちばん長い日」へ熱い思い!本木雅弘 樹木希林に背中押される
役所広司が熱い思いを語った

 俳優・役所広司(59)、本木雅弘(49)、松坂桃李(26)、堤真一(50)が20日、都内ホテルで映画『日本のいちばん長い日』(監督・脚本:原田眞人/配給:アスミック・エース、松竹)制作会見を開き、司会はテレビ朝日の松尾由美子アナウンサー(35)が務めた。

 昭和史研究の第一人者・半藤一利氏による原作で太平洋戦争末期の4ヶ月間の日本が舞台。広島、長崎に原爆が投下され戦況はますます悪化し“一億玉砕論”が渦巻く中、本土決戦を主張しながらも天皇陛下の身を案じ、陸軍の暴走を止めることに苦悩する阿南惟幾陸軍大臣(役所)ら戦争を終結するために戦った男たちの物語が描かれる。

 役所は第一声から、「戦後70年を記念して作られた原田監督の作品に参加できて幸せと思っています。毎年8月15日に近づくたびに、テレビの番組でも特集がありますけど、日本の終戦を描いたこの映画を1人でも多くの人に観ていただきたいと思っています」と、作品へかける静かな情熱を口にした。

役所広司 戦後70年映画「日本のいちばん長い日」へ熱い思い!本木雅弘 樹木希林に背中押される
 

 本木は昭和天皇を本作で演じることへ、「撮影の最初から最後まで恐れ多さとこんな未熟な自分がこれを背負えるのかという気持ちでした。深い知識と懐を持つ原田監督にすべてを預ける気持ちでカメラの前に立ちました」と、緊張があったそうで、「昭和天皇へは強い印象を持っていらっしゃる方々いると思いますし、そのような方々に映画を観て頂けることを嬉しく思うと同時に、本木のあそこは違うとお叱りを頂くのではないか。そう思うと今も唇が震えています」と、不安が残っているそう。

 「お話を頂いたときは、逃げ出したいような気持ちと同時に逃したくないという気持ちの間で揺れましたね」という本木の背中を押したのは、義母・樹木希林(71)だったそうで「私なりに、あなたにこの役が来た意味合いが分かるような気がする。原田監督はお力のある監督だし、昭和天皇を演じる機会はなかなかないと思うから」とのやりとりがあったそうだ。

 さらに本木は、「昭和天皇は別の方に来ていた仕事だったんですが、その方のスケジュールが合わず、急きょ私の方に矢が向いてきたというアクシデントでした。でもそのアクシデントを受け入れて、私は得をしたと思っています」と、裏話を明かすと、原田監督は、「スケジュールが詰まっているということと、恐れ多くてオファーできなくて」と釈明しつつ、「理想の天皇陛下になったと思います」と、裏話を披露していた。

 原田監督は、「あの戦争と、昭和天皇がなにゆえに聖断を下さなければいけなかったのか考えてみようよとこういう気持ちが考えている以上に出ている作品だなと思いました。ここにいる4人の俳優さんも含め出演された方たちみんなが集中して乗ってくれていて、僕が思っている以上の人間を描いてくれた。そのことに感動しました」と、思いを伝えていた。

 映画『日本のいちばん長い日』は8月8日より全国ロードショー!

役所広司 戦後70年映画「日本のいちばん長い日」へ熱い思い!本木雅弘 樹木希林に背中押される

役所広司 戦後70年映画「日本のいちばん長い日」へ熱い思い!本木雅弘 樹木希林に背中押される
役所広司
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本木雅弘
役所広司 戦後70年映画「日本のいちばん長い日」へ熱い思い!本木雅弘 樹木希林に背中押される
堤真一
役所広司 戦後70年映画「日本のいちばん長い日」へ熱い思い!本木雅弘 樹木希林に背中押される
松坂桃李
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原田眞人監督
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松尾由美子アナウンサー
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