AKB48グループにとって初めてとなる試み『AKB48グループドラフト会議』が10日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。
【SKE48】
◯チームE
1位指名 須藤凛々花 → 小石公美子(こいし・くみこ/18歳/高校3年生/兵庫県)
2位指名 川本紗矢 → 髙寺沙菜(たかてら・さな/13歳/中学2年生/京都府)
3位指名 福士奈央(ふくし・なお/14歳/中学2年生/栃木県)
リーダーの松井玲奈(22)はドラフト1巡目に須藤凛々花を指名。しかし、いきなりチームKⅡ、チームNとかぶってしまう。規定通りに、3チームによる抽選が行われるが、松井は当たりを引けず。再指名には「“小石”から“宝石”になりたい」とアピールした小石公美子を指名し、単独交渉権を得た。
松井からの直々の指名に、小石は号泣しながら語った。
「すごいビックリして、SKE48さんはダンスがすごいチームなので絶対無理だと思って。今、わけがわかんない状態で。公美子っていう字は“公”演で“美”しいパフォーマンスを見せられる“子”って意味なので」(小石)
「小石ちゃんはなによりとっても明るい子だな資料を見て思っていたので、絶対に小石ちゃんがチームEに来て欲しいと思っていたのでこの段階で指名させていただきました」(松井)
2巡目の指名でもチームEは川本紗矢を指名し5チームと重複してしまう。あえなく抽選に敗れ、2回連続の再指名。選んだのは京都府出身の髙寺沙菜。次々とそのほかのチームが選択を終了する中、不安げにモニターを見つめていた高寺は感激のコメント。
「ここまできたら選ばれないと思っていたのですごく嬉しいです」(高寺)
「高寺沙菜ちゃんはパフォーマンスを見ていた時から笑顔が素敵で、元気になれる笑顔。ぜひチームEにに来て素敵な笑顔を見せてください」(松井)
指名を続けるのはチームKⅡとEの2チームだけになってしまった3巡目。松井は長考の末に福士奈央を指名。松井は選んだ理由についてこう話した。
「ナオちゃんはSKEの5期生のオーディションを受けていたみたいで、そこで挫折して悔しい思いをしてここに来てくれた。ぜひチームEに欲しいな。ステージの上で私たちに目線を合わせてくれたのが印象的で、さっきもファンの方が『ナオちゃーん!』と呼ぶぐらい熱い支持を得ている子なんだなと感じたのでよろしくお願いします」(松井)
「本当に本当になりたかったチームで嬉しいです。ありがとうございます(涙)」(福士)
チームEはここで指名終了。合計で3人の交渉権を獲得したことにについて松井は「近くで揉みあっていきたいな。可能性を感じる部分はいっぱあいあって、ファンの方を惹きつける人と信じてレッスンをしたい」と語った。
《指名候補生一覧》
【AKB48】
◯チームA
1位指名 西山怜那(にしやま・れな/12歳/中学1年生/青森県)
2位指名 田北香世子(たきた・かよこ/16/高校2年生/千葉県)
◯チームK
1位指名 後藤萌咲(ごとう・もえ/12歳/小学6年生/愛知県)
2位指名 下口ひなな(しもぐち・ひなな/12歳/小学6年生/千葉県)
◯チームB
1位指名 横島亜衿(よこしま・あえり/13歳/中学2年生/愛知県)
2位指名 川本紗矢(かわもと・さや/15歳/中学3年生/北海道)*抽選
【SKE48】
◯チームS
1位指名 松本慈子(まつもと・ちかこ/13歳/中学2年生/大阪府)
(2位指名 川本紗矢 → 選択終了)
◯チームKⅡ
1位指名 須藤凛々花 → 神門沙樹(こうど・さき/17歳/高校3年生/鳥取県)
2位指名 川本紗矢 → 髙塚夏生(たかつか・なつき/13歳/中学1年生/大阪府)
3位指名 鈴木寧々(すずき・ねね/17歳/高校2年生/東京都)
4位指名 新井優希(あらい・ゆき/15歳/中学3年生/京都府)
5位指名 惣田紗莉渚(そうだ・さりな/20歳/大学2年生/埼玉県)
◯チームE
1位指名 須藤凛々花 → 小石公美子(こいし・くみこ/18歳/高校3年生/兵庫県)
2位指名 川本紗矢 → 髙寺沙菜(たかてら・さな/13歳/中学2年生/京都府)
3位指名 福士奈央(ふくし・なお/14歳/中学2年生/栃木県)
【NMB48】
◯チームN
1位指名 須藤凛々花(すとう・りりか/16歳/高校2年生/東京都)*抽選
◯チームM
1位指名 武井紗良(たけい・さら/15歳/中学3年生/大阪府)
◯チームBⅡ
1位指名 磯佳奈江(いそ・かなえ/20歳/大学2年生/茨城県)
2位指名 内木志(ないき・こころ/16歳/高校1年生/滋賀県)
【HKT48】
◯チームH
1位指名 山本茉央(やまもと・まお/16歳/高校2年生/福岡県)
(2位指名 川本紗矢 → 選択終了)