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浅田真央選手 現役続行後押しにテレサ・テンのあの曲!次のオリンピックは「まだそれは早いかな」

浅田真央選手 現役続行後押しにテレサ・テンのあの曲!次のオリンピックは「まだそれは早いかな」
浅田真央選手が自身の番組で思いを語った

 現役続行を18日の会見で明かした浅田真央選手(24)が同日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『浅田真央のにっぽんスマイル』(TBSラジオ、月曜・午後9時~)で、完全復活へ向けて思いを語った。

 この日は、番組初の生放送となり、浅田選手は冒頭から「何を言っちゃうか自分でも分からないです」と、茶目っけたっぷり。

 「(会見場に)入った時はたくさんの方がいて、緊張がMAXまで行ってしまいました」と、会見を振り返る。昨年5月からの休養に入ってからの生活を通して、「休んだからこそやりたいのかなと思って」と選手生活の方へ気持ちが向いたそう。

 番組の公開収録で元フィギュアスケート選手の伊藤みどり氏と対談したことも背中を後押し。「自分が後悔すると思ったらやった方がいいよ」「やりたいと思った時にはできないから、やりたいと思ったらやった方がいいよ」というメッセージが励みになったそうで、「みどりさんだからこそ言える言葉だと思いましたし、『継続は力なり』という言葉は本当に大切かなと思っています」。

 休養宣言をしてから、ファンからも、激励や「頑張ったからいいよ」と言ってくれる人などさまざまな声が寄せられたが「温かいファンの方に囲まれていることをすごく幸せだなと思っています」と感謝。「最終的には私が決めました。私が決めた道を、また、全力で応援してもらえたら、私自身ももっともっとパワーを出せると思います。これからも応援よろしくお願いします」と、ファンへ呼びかける。

 番組中盤にはテレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』をかけることになったが、この曲にも思い入れがあるそうで、「休養発表をしてから、何をしたいか考えても考えても思い浮かばなかった。でもこの曲を聞いて、“流れに身をまかせ”という言葉を聞いて、本当にこの先というのは自分も分からないし誰1人分からないと思うんです。自然のまま『時の流れに身をまかせればいいんだ』と思った時に気持ちが楽になったんです。それと『1度の人生それさえ』という言葉も、1度きりしかない人生なので悔いなくやりきりたいと思いました」と、現役続行の後押しにもなったようだった。

 ほか、番組ではファンからの質問にも答えていくことに。休養中一番楽しかったことへは、「すべてが楽しくてすべてを吸収したなと。いろんな人に会えたのも嬉しかった」と、休養を楽しんでいたそう。

 さらに、試合やアイスショーのメイクはどうしているのかという問いには、アイスショーのときはメイクさんが入っているそうだが、「試合のときはほとんど自分でメイクをしています。試合のときはすごく楽しみながらメイクしているんですね。意外とヘアメイクとかうまくいったときは、きょうもいけるんじゃないかという気持ちになりますし、気持ちも引き締まるのでメイクするのは好きです。女性としても普段もメイクしていきたいなと思っている今日このごろです(笑)」と、フランクな返答も

 そして、ファンから、「オリンピックでスケートを滑っている姿が観たい!」という声には、「バンクーバーオリンピックとソチオリンピックを経験して、ソチオリンピックが終わったときにはやり切ったと思っていたんですけど、またこうして、スケートが恋しくなって、試合が恋しくなって、試合の達成感、充実感というのが恋しくなって復帰を決めたわけですけど、次の(2018年の)平昌オリンピックというのはあまり意識はしていなくて、いままで休んできた分、自分の技術を取り戻すこと。精神面を鍛えていくということを目指しているので、まだまだ先の話になるので、本当にこう目の前にある目標1つ1つクリアしていきたいなと思っています。平昌オリンピックは日本から近いということで、みなさん注目していると思いますけど、私自身もまだそれは早いかなと思っています」と、話していた。

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