昨年8月に上演され好評を博した舞台『K』の第二章の舞台が今年8月に東京・大阪にて上演されることが4日、東京国際フォーラム ホールCで開かれた同作DVD発売記念イベントで明かされた。
舞台『K』とは、原作者集団GoRAと劇場アニメ『マルドゥック・スクランブル』の制作で知られるGoHandsがタッグを組み2012年にオリジナルアニメーションで放送された『K』を実写舞台化。超能力者が人類の歴史を裏から支えてきたという設定のパラレルワールドの現代日本を舞台に、7人の「王」の下へ集った者たち同士の交流や超能力戦を描いたもの。昨年8月の公演はチケットが即完。終盤には“次回予告”なるシーンもあり、ファンの期待が高い作品として知られている。
【昨年の模様:写真で振り返る舞台「K」!息遣いと熱が直に感じられるステージに】
会場は1000人のファンが詰めかける熱気のあるなかでのものとなり、松田凌、荒牧慶彦、寿里、荻野可鈴、松崎裕、茉莉邑薫、鈴木拡樹、南圭介が登壇した。
キャストらは2人ずつのチーム(松田・荒牧=愛妻弁当チーム、荻野・松崎=大きい小さいチーム、寿里・茉莉邑=カクテルチーム、鈴木、南=ボスメガネ&イヤメガネの4チーム)に分かれ、チームごとに得点を競うゲームを展開。
まずは、各キャストの名場面ダイジェスト映像を見て、公演を振り返りながらクロストーク。このトークにはNGワードが設定されていたが、キャストたちは映像を見るにつれ場面ごとの印象などの話で盛り上がり、ついNGワードが設定しているのを忘れてしまうほど話は尽きないものに。そして、NGワードが発表(答えは「英語」)され、最もNGワードが少なかった荻野・松崎ペアがリードをとる。
ダイジェスト映像が終わったところで、スペシャルゲストとして急きょ植田圭輔が会場に駆け付けるというサプライズが!植田を加えジェスチャーゲームのコーナーに。荻野や茉莉邑など女性陣のジェスチャーが健闘を見せる中、男性たちは苦戦。中でも鈴木は自身の演じた役に近づけているのか、終始やる気の感じられないジェスチャーを展開(?)し、ペアの南のアオリも届かず0ポイントに終わった。結果、荻野・松崎に植田を加えた「大きい小さい小さいチーム」(!)が圧倒的な勝利で見事、総合優勝を飾って盛り上がった。
最後にキャスト1人ずつからあいさつがあり終演を迎えた……かのように見えたが、台上から出演者がいなくなったと同時に「特報」の文字がスクリーンに浮かび『舞台『K』第二章 開催決定!」というサプライズで幕を下ろした。
※記事内画像は©GoRA・GoHands/k-project ©GoRA・GoHands/stage k-project