
タレント・加藤夏希(29)と宇宙飛行士・山崎直子氏(44)が30日、東京・渋谷のヒカリエ内でエヴァンゲリオン20周年記念特別プロジェクト『ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト』発表会に登場した。
アニメーション作品『エヴァンゲリオン』20周年を記念したプロジェクト。その内容としては、エヴァ零号機によって投げられた『ロンギヌスの槍』が月面に到達するという名シーンの再現を目指し、プロジェクト名通り全長240mmのチタン合金(予定)のロンギヌスの槍を物理的に月に刺すことを目的としており、インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募る方式の「クラウドファンディング」を採用して約1億円を集める。集まらなければ全員に返金となりプロジェクトも中止となるが、成功した場合は出資者へのリターンもある。
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作品の葛城ミサトコスチュームで登場した加藤。本プロジェクトの話が来た時のことを、「ビックリしました!20年経って大きなイベントがあるんだろうなと安易に考えていたんですが、月に行くなんて…。振り返るともう20年なんだって。同じ年齢くらいの男の子、女の子が主人公で彼らが30代になっているストーリーってどうなんだろうという想像も膨らみます」と、月日が経ったことにしみじみ。

山崎氏も作品を観ていてファンだそうで、「アニメ的な要素とかつ技術的な要素でロボットと人と、生命とというのですごく考えさせられるアニメでした」と、専門的な人から見ても楽しめるものだったそう。今回のプロジェクトが240mmのロンギヌスの槍を月に刺すのに約1億円かかるということへは、「月にきちんと着陸させるというのと、探査機が動いたりといろいろな技術が大きくなってくると思います」と、自身の実感を語っていた。
加藤は「成功したら教科書に載せてほしい!」とテンションも高く「ファンとしては嬉しくて、これからもエヴァンゲリオンを応援し続けたい。65日間しかないからみなさん悩んでいる暇はありません!自分のお財布から“サービスサービスぅ”してもらって支援してもらえれば」と、有名なセリフで呼びかけていた。

囲み会見で、加藤はいくらくらい本プロジェクトに出資するかとの質問が飛ぶと、「ポスターは3種類分くらいは。それに名前を彫ったりしたいし、10万円でもらえるロンギヌスの槍のレプリカも出したい」と、ポケットマネー投入するといい、かなり入れ込んでいる様子。
ずばり、今回の最高額の1000万円の出資はないのかとの問いには、「旦那と要相談ですね。最近ゲームに課金しすぎて怒られたので」と言いつつ、「主人も(エヴァンゲリオン)好きなので、お互いのお財布から出せばいいかも」と、色気も。
また、よくエヴァンゲリオン関連のイベントに出演が多い加藤にそのことを尋ねると、「よく呼ばれますね。つい数日前も(このコスプレを)着ました。でもなんでしょうね。『にわかだろお前!』と、とことん見て、調べつくしている方のスキルの方が高いので、こんな私が出ていいのかなといつも思っているんです」と、心情を吐露していた。
ほかにも、左手薬指には指輪を光らせていたが、昨年6月に結婚してからの生活はどうかと質問があり加藤は、「挙式もしないで過ごしていて、やらないとという話をしてて」とのことで、子供については「式が落ち着いてから、事務所と相談ですね。女性なんで年齢もありますから」と、語っていた。
本プロジェクトの詳細は特設ページ(https://readyfor.jp/projects/evangelion)にて!

