『ネスカフェｘキットカット』外食戦略発表会が19日、都内ホテルで開かれ、ネスレ日本株式会社が今後多くの外食店へ拡大していくという施策を発表した。
同社の代表ブランド『ネスカフェ』と『キットカット』を、外食店に導入し、さらなるブランドを広めていくことを目的としたもの。
同社はコーヒーマシン『ネスカフェ ミラノ』をリリースしているが、これを改良した次世代コーヒーマシン『ネスカフェ ミラノ2』を開発。クレマもミルクの泡もきめ細かくなり、長時間の持続ができるため、ラテアートがお手軽にできるほか、日常にお店で行う清掃やメンテナンスも簡単に。重要なコーヒーにかんしては、雑味を低減し、良質の苦味とコクを引き出せる上に、マシン内でのブレンドによって、さまざまな味のブラックコーヒーの提供や、メニュー数も最大27種類と豊富になった。
続いて、世界初となる外食店専用の「キットカット フォーカフェ」が販売。本製品は『ル・パティシエ・タカギ』の高木康政オーナーシェフ全面監修。チョコレート部分のくちどけが細やかでほどよい甘さ、ウェハース部分も口の中でサラサラと崩れるようなものとなっており、コーヒーとの愛称を考慮され、デザートの素材としても使いやすくなっている。
この「キットカット フォーカフェ」は『カフェ＆バー プロント』『プロント イルバール』のレジ前にて50円で約50店舗で19日から販売。さらに、大手ファーストフードチェーンの『ファーストキッチン』ではファーストキッチン全店（一部店舗を除く）でコラボレーションメニュー『キットカット サンド』（220円・税込）を発売。モチモチ食感の特製ホワイトパンにホイップクリームと「キットカット フォーカフェ」をアクセントとしてオレンジピールを挟んで仕上げており、小麦粉とよく合うキットカットの食感が残るものとなる。
ほかにも、高木オーナーシェフが監修したデザートメニュー『キットカット ア・ラ・クレーム ～シュープリーズ デセール～』を『ネスカフェ 原宿』『ネスカフェ 三宮』にて提供、落合務シェフ監修のオリジナルデザートドリンク『ティラミスラテ』の提供、アーティスト・hitomiプロデュースのラテアートデザインの提供なども行われる。
メニュー以外では、今月27日より『ネスカフェ アプリ』を配信し、『ネスカフェ サテライト』への来店を促進したり、チラシアプリ『Shufoo！』にはネスレ日本株式会社が負担し、『ネスカフェ サテライト』は無料で使用できるため、集客にかかわる広告宣伝費の負担を軽減できるサービスも展開するとしている。
