女優の“ゆうこ”大島優子(26)が27日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」で、『第38回日本アカデミー賞』授賞式が行われ、優秀助演女優賞を受賞した。前2回は、セクシーなドレスとゆうこらしいトークで会場を盛り上げたが、今回も胸の谷間が強調されたセクシーなドレスと明るいトークで盛り上げた。
大島は、第36回での「話題賞」、第37回での「話題賞」プレゼンターとして出席。3年連続で日本アカデミー賞のレッドカーペットを歩きステージに立った。
第36回では『闇金ウシジマくん』で『話題賞』を受賞。前年の同賞を受賞した“あっちゃん”前田敦子(23)とツーショットを披露(前田敦子&大島優子、半年ぶりツーショット!白黒対照的な衣装で魅了)。
第37回では、その『話題賞』のプレゼンターとして、お笑いコンビ『オードリー』若林正恭(36)をイジり会場を沸かせた(【アカデミー賞】AKB48大島優子 オードリー若林にダメ出し!「期待していたんですけど…」)。
総合司会者は、昨年度の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった女優・真木よう子(32)と、2年連続の司会となった俳優・西田敏行(67)が務めた。
大島は、アイドルグループ『AKB48』を卒業後、初の映画出演となった『紙の月』(監督:吉田大八/配給:松竹)で、お金も恋愛も手に入れて、欲望のままに生きるいまどきのしたたかに生きる若者の役を演じた。
西田は、「リアルな演技で、ここにいるという存在感があったんですよ」と、絶賛。これに大島は、「“ありがち”がこの役のテーマだったので、なるべく私の知っている“ありがち”そうなお友達の中から、“ありがちチョイス”をして、それを組み合わせたりして役を作っていったりしました」と、身近な友達を役作りの上で参考にしたという。
主演の宮沢りえ演じる梨花が道を踏み外すきっかけとなる一言を放つ、銀行の同僚で、原作にはない映画オリジナルのキャラクターで、吉田監督いわく、「梨花の“運命”を支配するような存在」をナチュラルに演じ、その存在感を発揮している。
しかし、実際はプレッシャーがあったようで、「宮沢りえさんと対面するシーンが多くて、自分をリラックスさせようとして」と、宮沢といっしょに吉田大八監督の似顔絵書いたりして、緊張を和らげていたという。
真木は、「女性というか、その人それぞれの幸せは何なんだろうと、深く考えさせられる映画でした」と、感想を。