【アカデミー賞】[助演男優賞]三浦春馬、自身の祖父についても調べた！学徒動員されたが戦場には行けず

　俳優・三浦春馬（24）が27日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」で、『第38回日本アカデミー賞』授賞式が行われ、優秀助演男優賞を受賞した。

　総合司会者は、昨年度の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった女優・真木よう子（32）と、2年連続の司会となった俳優・西田敏行（67）が務めた。

　映画『永遠の0』（監督：山崎貴／配給：東宝）に、祖父のルーツを探る現代の若者という役柄で出演した三浦は、「僕自身の祖父が戦闘員として学生の頃に集められていたんです。だけど、視力が悪く戦場には行けず。という事実をこの作品に出会って知れたことなので、今は大切なことを知れたなと思っております」と、自分自身の祖父についても調べたという。

　そして。映画の中では、三浦のおじいちゃん役が岡田准一。「ご一緒するシーンはなかったですよね」と、西田が問うと、三浦は、「はい。だけど、一度、現場にきていただいて、一言『おじぃちゃん』という言葉をかけて、『おぉ！孫』というあいさつをさせていただきました」と、苦笑いをしながら楽しそうに振り返った。

　真木は、「未来に希望見えない青年が、祖父の真実を知ることによって、成長していくというお芝居を見事に演じていたと思います」と、感想を述べた。