俳優・松坂桃李（26）が25日、都内でプレイステーション4／同3用ソフト「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」の完成披露発表会に、女優・桐谷美玲（25）、歌舞伎俳優・片岡愛之助（42）とともに出席した。
登場人物にシリーズ初の”声”の入った”ドラクエ”最新作で、主人公のアクト役を演じ、子どもの頃から”ドラクエ”の熱烈ファンという松坂は「自分が以前プレイしていたキャラクターと一緒に冒険しているのが夢のよう。子どものとき、友だちと勇者ごっことかやっていたのに近い感覚。子ども時代の妄想の夢が叶った」としみじみ。同じく”ドラクエ”党でヒロイン・メーア役の桐谷も「ドラクエでしゃべるんだ？ 私にできるかな？ と不安もあったが、やってみたら楽しくて、一緒に戦う爽快感が味わえた。友だちにもいっぱい自慢した」と喜んだ。
“ドラクエ”登場人物の声を演じるにあたっては、「主人公がしゃべっていいのか？ 声を入れた期待感もあればプレッシャーも半分。仕事のお話をいただいてアフレコの収録までワクワクがとまらなかった」（松坂）、「最初は怖かった。みなさんが頭のなかでそれぞれに声を想像しながらやっているなかで、私の声でイメージを壊さないかなと不安だった」（桐谷）などと、ワクワクと不安が共存した収録だった様子だが、この日の会見では、作品のワンシーンを息ピッタリのコンビネーションで”アテレコ”を披露し、場内を納得させていた。
「感動的で臨場感も迫力もあってスゴイ！」（松坂）、こんなに大きいんだぁっ！って思った」（桐谷）とすでに実際にプレイを堪能した2人だが、松坂が「ドラクエ界に新しい風が吹いたなという感じ。みなさんの手で新たなドラクエの歴史を刻んでいってほしい。ガンガンやってほしい！」、桐谷も「新しいドラクエを音量マックスで楽しんでほしい！」と熱烈PRしていた。
“ドラクエ”は主人公をレベルアップさせていくのも特長だが、レベルアップしていきたい人生のスキルについては、松坂が「もうちょっと声を大きくしたい。役と挑むとやれるが、ふだんのボクはこんな感じなので、声量をあげて覇気をだしたい」、桐谷も「朝をちゃんと起きられるように。朝の時間を有効活用したい」と苦笑いしていた。
熱烈ファンな2人だけに、日常で使いたいドラクエの呪文については、桐谷が「ルーラ！瞬間移動できる！」と即答。一方の松坂は「ホイミがいい。アクションシーンの撮影とかでクタクタに疲れてもホイミがあればその場で回復できる」とリアルだった。26日発売。
