ダンス＆パフォーマンスグループ『三代目 J Soul Brothers』メンバーで俳優・登坂広臣（27）が10日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで『第69回毎日映画コンクール』授賞式にスポニチグランプリ新人賞を受賞のため出席した。
登坂は女優・能年玲奈（21）主演の映画『ホットロード』で、能年演じる宮市和希が心惹かれていく存在となる春山洋志役での演技が評価され、今回の受賞となった。
カジュアルな装いで登場した登坂は「このような名誉ある賞を頂けて、僕自身恐縮な気持ちです。初めてお芝居ということにチャレンジさせて頂いてこういう賞を頂けることは、共演者のみなさん映画関係者のみなさん、ファンのみなさんに感謝しています。まだまだ、表現者として未熟な部分も多くあるので、もっともっと自分を磨いて、この賞にふさわしい表現者に成長していければと思っています」と、力強く抱負を語った。
終了後の囲み会見では、受賞への思いを尋ねると、登坂は「昔は頭の片隅にもなかったんですけど、素敵な作品と巡りあうことができて、チャレンジした作品を評価して頂いて、嬉しく思いますね」と、笑みを見せる。
『ホットロード』の話が来たときのことについて、「自分がお芝居するというのは考えたことなかったんです。なぜ自分なんだろうとかビックリしましたし、戸惑いもあったんですけど、自分を求めてくださるというので、お話頂いてからゆっくり考えさせて頂いて、挑戦させて頂いた。作品にかかわったみなさんが温かく迎えてくださって、環境を作ってくださっていたので、裸になってぶつかっていけたのでみなさんに感謝しています」と、スタッフ・キャストにお礼の声を。そこで、報道陣が「本当に裸には？」と、問うと、「裸にはなってないですよ（笑）。裸になったような気持ちです（笑）」と、そこはしっかり受け流しつつコメント。
今後も俳優として活動するのかへ、「分からないですけど、本業の歌をまず頑張りたい。『ホットロード』みたいな作品に出会う機会にまた考えます」と、基本的には歌を軸に歩んでいくそうだ。
また、『三代目-』メンバーにも今回の受賞を報告したそうで、「みんなもう『ヤバイね』と言ってました。僕と同じように喜んでくれました」と、分かち合っていたそうだ。
ほか、男優主演賞の綾野剛（32）、女優主演賞の安藤サクラ（28）、男優助演賞の伊藤英明（39）、女優助演賞の池脇千鶴（33）、スポニチグランプリ新人賞の小松菜奈（18）、田中絹代賞の鈴木京香（46）が登壇した。
