俳優・浦井健治(33)が『第22回 読売演劇大賞』最優秀男優賞を受賞したことが4日、発表された。
今回の受賞はミュージカル『アルジャーノンに花束を』(脚本・作詞・演出:荻田浩一)、『星ノ数ホド』(演出:小川絵梨子)における演技に対してのものとなる。
浦井といえば現在、2月8日まで東京国際フォーラム ホールCで上演中のミュージカル『ボンベイドリームス』(演出・訳詞:荻田浩一)を主人公・アカーシュ役で熱演を見せている(参照記事:「ボンベイドリームス」主演・浦井健治は歌って踊って早着替えも連続!熱気のゲネプロをパワフルさで魅せる)。インド最大の都市・ムンバイ(旧名ボンベイ)で起こる人間ドラマで、偶然スターへの切符を手にしたアカーシュが、光と闇を目の当たりにしながら成長していくというもの。
巨匠ロイド=ウェバーがインド人作曲家 A.R.ラフマーンの楽曲に惚れ込んでプロデュースしたもので、ボリウッド映画特有の音楽とダンスで賑やかで華々しいミュージカルだ。
なお、本作の美術を担当している二村周作氏も最優秀スタッフ賞を受賞となった。
ミュージカル『ボンベイドリームス』は東京公演は1月31日~2月8日まで東京国際フォーラムにて!大阪公演は2月24日。15日梅田芸術劇場にて上演!
■『ボンベイドリームス』キャスト
浦井健治:アカーシュ(ボリウッドスターを夢見る青年 スラム街出身)
すみれ:プリヤ(映画監督を目指しているエリート)
加藤和樹:ヴィクラム(プリヤの婚約者 弁護士)
川久保拓司:スウィーティ(アカーシャの幼なじみ ヒジュラ)
朝海ひかる:ラニ(大女優)
安崎求:マダン(プリヤの父 映画プロデューサー)
阿部裕:JK(マダンの傍にいる裏世界のドン)
久野綾希子:シャンティ(スラム街の母)
小松拓也:サリム(スラム住民 リキシャの車夫)
ひのあらた:クリケター(スラム住民 社会主義者)
五大輝一:ビルダー(スラム住民 シーク教徒)
高田亜矢子:ムンニ(スラム住民 サリムの娘)
高谷あゆみ:キティ(映画ゴシップコラムニスト)
■スタッフなど
作曲:A.R.ラフマーン(A.R. Rahman)
作詞:ドン・ブラック(Don Black)
脚本:ミーラ・サイアル(Meera Syal)
原案:シェーカル・カプール(Shekhap Kapur)&アンドリュー・ロイド=ウェバー(Andrew Lloyd Webber)
演出・訳詞:荻田浩一
音楽監督:玉麻尚一
振付:原田薫・梅棒
美術:二村周作
照明:柏倉淳一
音響:大野美由紀
衣裳:木鋪ミヤコ
ヘアメイク:中原雅子
演出助手:坂本聖子
舞台監督:小笠原幹夫・藤崎遊
台本翻訳:天沼蓉子
制作:荒川ちはる
企画制作主催:梅田芸術劇場