人気シリーズの最新作「牙狼<GARO>ーGOLD STORMー翔」の劇場版完成披露試写会&ドラマ制作発表が4日、都内で行われ、俳優・栗山航(23)、南里美希(26)、泉谷しげる(66)、黒木桃子(26)、井上正大(25)、松野井雅(27)、雨宮慶太監督(55)が舞台あいさつ。前作の「〜闇を照らす者〜」から今作では”黄金騎士ガロ翔”へと進化する主人公・道外流牙役の栗山は「今回は流牙の色を出しつつも、黄金騎士としての立ち振るまいを考えて演じた。劇場版からテレビへとつながっていくシリーズなので、まずはぜひ、劇場版を観てほしい!」と熱烈PRした。
2005年テレビ放送スタートの人気シリーズで、人の陰我を喰らう魔獣・ホラーを討滅するため、代々受け継がれる鎧を召還して戦う魔戒騎士や、そのなかでも最高位となる”ガロ”の称号を受けた黄金騎士の戦いを描く物語。主人公の道外流牙(栗山)と、ヒロイン・莉杏(南里)の新たなる戦いを描く新シリーズは、3月28日公開の劇場版と、その続編として4月放送開始のテレビシリーズで展開される。
この日、衣装姿で登壇した出演陣だが、なかでも強烈なキャラぶりを発揮していたのが泉谷だ。「早く作品をみなさんに届けたい!」という爽やかな栗山に、ヒロイン役の南里も「前作を受け継ぎつつ、壮大なファンタジーな世界観に仕上がっている。(栗山と)また一緒に撮影できて楽しかった。前回よりも息ピッタリ!」。これに栗山も「南里ちゃんと一緒でホントによかった」と反応するなど、和気あいあいトークに、泉谷が「これまで映画の試写にお呼びがかからないから駄作なんじゃないかと思ってたよ。きょうも記者の中に紛れ込んで観ようと思ったら止められちゃったよ。なんか問題ある?」とすかさず毒をぶち込み、その後も泉谷節炸裂。
「(雨宮)監督は巨乳好きだよね。楽屋で揉んでんじゃないの? 楽屋はもっとヒドイからね。南里イジメってのがあって、コイツ(南里)、セリフがヒドイんだよ。NG女。(きょうの)この衣装、汗くさいって怒ってたしな。そういうこと言うのかよって思ったけど、大物だよ!」とこの場でも南里をイジリ倒し、それに苦笑いするしかない南里だった。
それでも、シリーズ初参加に泉谷は「この年でアクションやらせてもらえるのがうれしいよ。この年だと、痴ほう老人とか寝たきりの役が多いじゃない。(監督は)NGもちゃんとつけてきてうるせーけど、でもアクション気持ちいいよ。日本の年寄りにはアクションをさせないとダメだね」と斬新な提案!?
そのほか、テレビシリーズでは「金髪に勝つには銀髪!でも、4日で金髪に戻るので(維持が)大変。撮影が終わること禿げているんじゃないかと心配なくらい、頭皮に賭けてる!」という井上、「莉杏ちゃん(南里)もそうだけど、極寒のなかで腕や足など、出すところを出してがんばっている。撮影期間が寒いので、逆に気合いが入る!」とやる気満々&色気プンプンの松野井ら強烈キャラが結集。さらに進化した”牙狼”に乞うご期待!