人気アイドルグループ『アイドリング!!!』元メンバーでタレント・菊地亜美(24)とタレント・LiLiCo(44)が29日、東京・港区の文化放送内でアイドル応援キャンペーン『Live Idol Tokyo 2015』記者発表会に登場。司会はお笑いコンビ『アメリカザリガニ』の柳原哲也(42)と平井善之(41)が務め、アイドルら35人が一斉登壇するという華やかなものとなった。
本キャンペーンはお茶などの飲料で知られている株式会社伊藤園が主催。「夢に向かうキミを応援」をコンセプトに、20組のアイドルが参加する。内容としては、自動販売機で販売している「お~いお茶 緑茶(PET 525ミリリットル) 」と「エビアン(PET 500ミリリットル) 」についている応募シールから応援したいアイドルに投票することができ、投票数上位3組のアイドルが今年3月28日に開催される恵比寿LIQUIDROOMでのライブに出演できるものとなる。
この日は、20組のなかから、『BOSO娘』、『Chai☆』、『choco☆milQ』、『C-Style』、『Le Siana』、『MilkShake』、『SnowDrops』、『sora tob sakana』、『アイドルカレッジ』、『大宮IDOLL』、『神宿』、『ステラビーツ』、『チャメっ娘☆WITCHES』、『涙-NAMIDA-』、『はちきんガールズ』、『姫イド隊』と16組の代表者らが出演。ゲストアイドルとして3月28日のライブ出演が決まっている『palet』と『さんみゅ~』メンバーも駆けつけた。
ベージュの落ち着いた感じのワンピース姿の菊地とは対称的にLiLiCoはピンクのフリフリのミニなステージ衣装で登場し、「アイドルになりたくて日本に来たんだから!でも気がついたらいつのまにか浜松で演歌歌手していました。まだアイドルを目指しながら映画コメンテンターをしています」と、いきなり訴え笑いを誘った。
イベントが始まり、アイドルら35人が登壇するという圧巻の光景となったが、菊地は「バラエティとか来たいという人は、すぐライバル心燃やすからこないでね」と、牽制。さらに、『さんみゅ~』メンバーへ、「冬でもノースリーブみたいなのとかないから嫌だといってました」と、暴露。これに『さんみゅ~』メンバーたちは一瞬浮足立ったが、「長袖になりました!」と、リニューアルされたコスチュームをアピールして見事に切り返す一幕も。
そんな舌鋒鋭い菊地をLiLiCoは、「これキャラだからね。愛されないと仕事がないから」と、芸能界の先輩として説明しつつ、「ちょっとずつ本当に真面目にやればいつか売れる。遅刻しないでスタッフに愛されたら。元気なあいさつと笑顔。ドアを閉めた後でもみんな見てるから、ずっと笑顔でいるとか。ADはいつかプロデューサーになる。ADさんには優しく。それができなくて消えた人もいっぱいいるから」と、真面目にアドバイス。
一方の菊地は、「『アイドリング!!!』時代すごい浮いてたので…。握手会の対応かな。握手会の対応を良くする。私はちょっとダメだった。『アイドリング!!!』で対応良かったメンバーは“送り”まで手を振ったりするんです。私は目の前に来た人だけに、『おねがいしますー』という感じで、握手してしまってて向こうも『おう、菊地じゃん。ありがとう』という感じだった。親密にファンの方を大切に」と、語っていた。
そして、これから投票を争うアイドルらへ、菊地は「恋愛の変なスキャンダルを起こさないように頑張ってください!ファンの人にばれないように」と、アイドルには“ご法度”の恋愛には釘を刺しつつエールを送っていた。
囲み会見では、この恋愛部分のことへ、LiLiCoは「私の当時は友だちも禁止だったんです。若手は友だちに頼っていなくなったりすることもあったんで」と、しみじみ。菊地は自身の『アイドリング!!!』時代の恋愛について、「アイドル時代めちゃくちゃ守っていたんです。そうしたらいま恋愛解禁しても全然モテないんです。出会いの場にダメという免疫がついていて、行けない」と言い、「中学校とか高校のときはお付き合いしていたことがあるんですけど、それが昔すぎて、マネージャーさんは無職の男性とかを『私が育てる!とか言って連れてきそうだからやめて』と言われたので気をつけたいと思います」と、続けていた。
さらに、菊地はイベントを通して、昨年11月に卒業した『アイドリング!!!』時代のことを思い出し、楽しんでいたそうだが、自身のことについては、「グループ卒業しても、まだアイドルですよ!」と、言いつつ、では歌は歌うのかと尋ねると、「歌うのが苦手でソロにならなくてよかった」と、こちらはしないよう。
そこに男性記者が、「11月の卒業ライブ見てたんですが(歌を)相当はずしてましたよね。相当練習しないとあそこまではずさないでしょう」と、声をかけると、菊地は「私外してないです!音響の問題じゃないですか?」と、苦笑いで返す。しかし、その男性記者は止まらず、「相当はずしてましたよ」と踏み込むと、菊地は「はずしてない」と“応酬”が始まり、ついには男性記者が「これはソロになれねーなと思ってました」との“暴言”まで飛び出す始末で、LiLiCoが「今度ばかりは助けてあげたいと思った」と、割って入って助け舟を出していた。
ほかにも、LiLiCoはアイドル活動について、「時効だからいいか」と、前置きすると「20年前くらいに、グループを作ろうというオーディションに出たことがあったんです。そのとき、実は私だけヤラセで決まっていたんです。でも、私が浮きすぎて降ろされた。ヤラセで決まってて降ろされたというのですっごい落ち込んだんです」と、苦い経験があったことなどを語っていた。
アイドル応援キャンペーン『Live Idol Tokyo 2015』は2月28日まで投票可能!
■キャンペーン参加グループ
『BOSO娘』、『Chai☆』、『choco☆milQ』、『C-Style』、『Le Siana』、『MilkShake(ミルクセーキ)』、『SnowDrops』、『sora tob sakana』、『WHYDOLL』、『アイドルカレッジ』、『大宮IDOLL』、『神宿(かみやど)』、『Stella☆Beats(ステラビーツ)』、『チャメっ娘☆WITCHES』、『涙-NAMIDA-』、『はちきんガールズ』、『ビームアイドルスクール』、『姫イド隊』、『放課後広カワ団』