韓国、台湾、インドネシアで選ばれたアジア圏代表バンドが対決するフジテレビ系音楽番組「ASIA VERSUS」。その中でも、ロックのエモーショナルさとデジタルを融合させたサウンドで注目を浴びたのが「SONALIO」だ。
前身のバンド「メリディアンローグ」から現在まで、精力的にバンド活動を行っている「SONALIO」。彼らはその傍らで、音源配信サイト「Frekul」（フリクル）を運営している。「良いミュージシャンが経済的にも評価される世界」を目指し立ち上げられたFrekulは、純粋に音楽だけで勝負できるよう構築された、新たな音楽ビジネスのシステムだ。
そんな音楽サイト「Frekul」で現在、彼らの楽曲『connected contrast』が期間限定で無料配信されている。
美しい音符がこぼれ落ち、跳ねるように響くサウンドで始まる「connected contrast」。風景だけがスローモーションで、自分だけがその隙間を走り抜けているような楽曲だ。ボーカルの斉藤涼のハイトーンな歌が伸びやかに響く中、サウンドがどんどん研ぎ澄まされてく。屈強で美的なサウンドは、彼らの特徴だ。
ライブやPVでは、映像クリエイターでもあるベースの山守拓人が視覚的な要素を担当。メンバー自らが作ることによって、PVでは表現をより深く、ライブではどっぷりと彼らの世界に浸ることができる。
ミュージシャンでありながら、音楽業界にも希望を持たせるバンド「SONALIO」。いままでの音の世界を、彼らが変えていく。（津田 聖治）
【SONALIO】
2013年から活動している、海保けんたろー（Dr.)長田秀人（Gt.）斉藤涼（Vo./Gt.）山守拓人（Ba.）の4人組バンド。2013年にフジテレビ系音楽番組「ASIA VERSUS」、翌年には「SAKAE SP-RING 2014」に出演し人気を集める。また、自ら設立した会社で音源配信サイト「Frekul」（フリクル）を運営。自身の音楽活動と並行して、業界の再編を目指す活動も行っている。
