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辻仁成、タイタン所属で芸人覚醒!「ライブに爆笑問題と出たい」

辻仁成、タイタン所属で芸人覚醒!「ライブに爆笑問題と出たい」
「笑いがないと寂しい」

 小説家の辻仁成(55)が1月20日、都内で映画『LUCY/ルーシー』(NBCユニバーサル・エンターテインメント)DVD&Blu-rayリリース記念イベントに登場した。

 辻といえば、女優の中山美穂との離婚後、昨年9月から芸能事務所・タイタンに所属し一躍バラエティ番組で大活躍。現在は小説家、映画監督、ミュージシャンとして活動するそのユニークなキャラクターと、一人息子を育てるパパとしての姿が人気を集めている。

 辻は「なんでここにオレがいるのかな」と苦笑しながら、集まった報道陣に「最近笑わせなきゃいけないのかなと(考えるようになった)。タイタンに入ったら、笑いがないと寂しくなる」と丁寧なコメントで会場の笑いを誘った。

 「みなさん(報道陣)が敵に見えなくなってきたんですよ。前は接し方もわからなかった。一期一会で笑っていただいた方が宣伝になる。それぐらいの気持ちで来ているんですよ」と話す辻。バラエティ番組では体当たりのロケも行い「それで(笑いを取る)味をしめちゃった。けど、次の番組では笑いをとれなかった。芸能界の浮き沈みを感じて、社長に僕は向かないので辞めさせてくれと直訴したんです」とオープンに明かした。

辻仁成、タイタン所属で芸人覚醒!「ライブに爆笑問題と出たい」
『LUCY/ルーシー』DVD&Blu-rayリリース記念イベント

 タイタンの社長といえば爆笑問題・太田光の妻の太田光代社長の敏腕ぶりが知られるが、辻は「(太田社長は)『あなたは向いてます。バラエティに』と。どこの教祖なんだよ! バラエティやりたいわけじゃないから!」と苦笑しながらも大きな笑いを集め、これにはステージの端から見つめる太田社長もにっこり。

 作品については「バイオレンスアクションなんですけど、一言で言い表すのが難しい。パリのド真ん中でこれだけのカーチェイス、CG。予算いくらぐらいなんだろう。高級外車が何千台、家が何十軒も立つ」と羨望のまなざしだった。

 ベッソン監督とは面識もあり、「パリに渡った時にシナリオを翻訳して届けに行き、最初に尋ねたのがヨーロッパ・コープなんです。(1年後に会い)お前面白いなとなり、『もしパリで映画撮るなら、シャンゼリゼ止めてみせるぜ』と言った。すごい奴だな。ダイナミックな男」と話した。

 これまで3度の結婚と離婚を経験した辻は、11歳になる息子に「ひとりだから、ご飯作るにしても、自分の中でちゃんとやらないといけないという責任感が。オレより、この子の方が複雑な気持ちなんだろうな。だから部屋を片付けて、寝る時横にいてやろう、一緒に遊ぼう」と語り、「(息子は)すごい変わってる子で、将来は空港の設計をやりたいらしい。パソコンでマインクラフトとかやってますよ」と目を細めた。

 息子に小説家の道を勧めるかと聞かれると「パパ見てごらん。大変だからそれはやめときなさいと言いました」と苦笑い。息子は「静かでひっそりとささやかに」生活することを望んでいると報道陣に呼びかけた。

 囲み会見では「(太田社長は)今も『今日はそんなに笑わせなくてもいいのに』と苦言を呈されました」と再び苦笑い。「お笑い芸人じゃないです」と断りながらも、「面白かったです」という声に「がんばろうかな」と前向き。目標を聞かれると「タイタンライブに出ること。爆笑問題といっしょに失笑問題というのをやりたい。(ライバルは)爆笑問題」と“芸人活動”に意欲を燃やした。

 報道陣から「離婚前から料理は作ってたんですか?」と投げかけられると、「きたきたきた」と笑い、「最近よく分かってきたんですよ。どうやって答えれば」と華麗なスルースキルを発揮。「元奥さんの男性問題はだいぶ覚醒してましたけど」という質問にも、周囲から制止の声がかかる中、和やかな笑いで受け流した。終始友好的な辻の態度に報道陣からは、これも太田社長のマネジメントのたまものかという感嘆の声が漏れた。

 同作は『レオン』など数々のヒット作を世に送り出したリュック・ベッソン監督の最新作。ベッソン監督作品で過去最高の大ヒットとなった。スカーレット・ヨハンソン演じる女性が、10%しか使われていないという脳の機能を覚醒させるというスタイリッシュなアクションエンタテインメント。DVD&Blu-rayは絶賛発売中。

辻仁成、タイタン所属で芸人覚醒!「ライブに爆笑問題と出たい」
辻仁成
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太田光代社長
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