女優・土屋太鳳（19）、松井愛莉（18）、広瀬すず（16）が20日よりオンエアがスタートするロッテ『ガーナミルクチョコレート』新テレビCM『バレンタイン篇2015』に登場する。
3人は2014年の同社テレビCM『母の日2014』篇、『チョコびらき』篇に引き続き登場。バレンタイに「大好き」の気持ちを伝えたい女の子を応援していく。
CMでは3人が真っ赤なキッチンに集まり、ガーナを使った『ガトーショコラ』、『ハートの生チョコケーキ』、『デコカップチョコ』の3つの手づくりバレンタインスイーツに挑戦。3人で褒め合い、助けあい、そして身振り手振りで教えあいながら一生懸命作っていくほほ笑ましい姿を見せている。3人でリズムに合わせて泡立て器でシャカシャカと混ぜたり、作っている途中のチョコレートを手にして3人で記念撮影するなど楽しげ。そんな中でも、「今年のバレンタインもぜったい手づくり！」「私も！だって作らないと…」「まる1年、後悔しちゃうもんね！」と、真剣な一面も見せているというもの。
撮影現場では、スタッフから挑戦するスイーツにかんして説明を受けたが、普段からお菓子作りをしているという松井でさえ、「うーん、難しそう！」と思わず言ってしまうほど本格的な今回のスイーツづくり。それでも3人は臆することなくリハーサルでは、「わたし、トレイの右側支えておくね」「持つとき熱いだろうから気をつけて」「ありがとう！」と、息の合ったコンビネーションを見せる。リハーサルの最後に、土屋が「頑張るぞー！」と掛け声をかけると、松井と広瀬は笑顔で「おー！」と元気に応え本番へ向かった。
本番撮影が始まると、土屋が「あ、すずちゃん手に汚れが付いてるよ。とってあげる」「こうすると作業しやすいと思うよ！」と、一番年上として松井、広瀬に気配りする姿を見せたが、本人は「一番精神年齢は低いと思いますよ！」と、照れ笑いすることも。
現場の雰囲気は広瀬が明るくリードし、オーブントースターからケーキを取り出す際、手で香りをあおぎながら「うわーおいしそうー！！」と満面の笑みで喜んだり、チョコを味見し「おいしい！」と思わず踊り始めるなど、チョコレートづくりでのワクワク感を元気いっぱいに表現。そんななか、休憩中、松井は静かに調理用のチョコレートをパクッとひと口つまみ食い。監督が「あれ、ちょっと待って、今何か食べたでしょ？」と言うと、「ん？んーん、何もしてないよ？」とごまかす松井。さらに「完全に（チョコ）食べたでしょ？（笑）」と聞いてみると、「（んーん、誰も見てないよ）」とひそひそ声で返したが、「カメラは知っている！」とスタッフが教えると、「あ、そうか！」と“降参”する姿を見せていた。
そして、ガトーショコラが完成。「可愛いね～これ！」「いやいや、こっちのほうが可愛いよ」など褒め合う3人に自己採点をしてもらうと、広瀬は「89点。うそうそ、92点！いや94点！」と、高得点。土屋は「えー分からない。何点だと思う？」と問いかけると松井、広瀬から「100点！」「うん、これいい！キレイ！」と、満点評価でニッコリ。最後に松井も点数を尋ねると、土屋が「デコレーションはカワイイと思うんだ。90、いや93かな」と採点し、「めっちゃ微妙じゃない！あと7点って何（笑）？」と、笑いの絶えないものとなった。
終了後に今年バレンタインの予定を問われた3人。松井は、「私はもうすでに、お仕事が入っていると先ほど伝えられて…はい、そんな感じです（笑）」と明かすと、土屋は、「今年のバレンタインは土曜日なので、もし仕事になれば、現場に差し入れを持っていきたいです。もし無ければ、大学のお友達何人かと集まって、ガーナフォンデュをしたいと思います！あとは、溶かしたガーナの中に砕いたクッキーを入れて、それをアイスにかけるというのも試してみたいです」と、試したいことはいっぱいあるようで、広瀬も「私もたぶん作品に入っているので、もし（バレンタイン当日が）現場だったら、1人1つでも渡せるような手づくりを何か作っていこうかなって…先ほどからずっと考えていました（笑）」と、話していた。
ほかにも、バレンタインの印象深い思い出について3人に質問。広瀬は、「小学校3年生の時に同じクラスの子に初恋をしたんですけど、その子のお兄ちゃんと私のお姉ちゃんも、同じクラスで仲が良かったんです。私たちも仲が良かったけれど、直接（バレンタインチョコを）渡すのが恥ずかしくて、お姉ちゃん経由で、そして（好きな子の）お兄ちゃんに頼んで、その子に渡ったんです。その後、学校で会った時に、普通に『ありがとう』って言ってくれて『きゃー』ってなったのを覚えています（笑）」とうまく行ったことを告白し、2人も黄色い声で盛り上がったが、その話には続きがあるそうで、広瀬は「甘酸っぱい恋をしました（笑）それから全然なくて、あの頃に戻りたいなって思います」と、遠い目だった。
続けて土屋は、小学6年生のときに、「『このメンバーでのバレンタインは最後だ』と思って、クラスの子36人分のチョコを作ったんです。3つの種類を作ったんですけど、なかなか終わりが見えなくて…夜中3時くらいになって心が折れそうになったけど、頑張って作り上げました。次の日渡したら、オレンジピールを食べられなかった子が『美味しい！』って言って食べてくれて、フルーツを好きになってくれたのかなって、ちょっと役に立てたチョコを作れたなっていう嬉しい思い出です」と、努力が報われたエピソードを披露し盛り上がっていた。
