14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪3F「天平」で行われた『第38回日本アカデミー賞』優秀賞発表会が行われた。
『第38回日本アカデミー賞』授賞式は2月27日、午後4時より東京・グランドプリンスホテル高輪「国際館パミール3F」に開催される。総合司会者は、昨年度の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった女優・真木よう子（32）と、2年連続の司会となった俳優・西田敏行（67）が務める。
「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典を」をキャッチフレーズに1978年からスタート。日本アカデミー賞協会正会員3934名（2014年）による投票によって決定される映画賞。今回の選考対象は2013年12月16日より2014年12月14日まで東京地区において初公開された劇場用劇映画およびアニメーション作品。有料で1日3回以上上映し、それを2週間以上継続して公開された、40分以上の176作品を対象に優秀作品賞など、16部門が発表された。
今回の見どころとして、俳優・阿部寛とアイドルグループ『V6』のメンバーで俳優の岡田准一が優秀主演男優賞と優秀助演男優賞のW受賞。昨年の真木よう子のように最優秀主演・助演のW受賞となるのか。また、岡田准一が、昨年末の『第39回報知映画賞』と『第27回日刊スポーツ映画大賞』で主演男優賞を獲得しているに続いて、3冠目となるのか。
主演女優賞が、安藤サクラ（28）、池脇千鶴（33）、井上真央（28）、二階堂ふみ（20）、宮沢りえ（41）、吉永小百合（69）と助演女優賞も大島優子（26）、黒木華（24）、小林聡美（49）、竹内結子（34）、富司純子（69）と、いずれも実力ある名優ぞろいだけに、目が離せない。
また今回、優秀助演女優賞を受賞した“ゆうこ”大島優子は、3年連続で日本アカデミー賞のレッドカーペットを歩きステージに立つことになる。
第36回では『闇金ウシジマくん』で『話題賞』を受賞。前年の同賞を受賞した“あっちゃん”前田敦子（23）とツーショットを披露（前田敦子＆大島優子、半年ぶりツーショット！白黒対照的な衣装で魅了）。
第37回では、その『話題賞』のプレゼンターとして、お笑いコンビ『オードリー』若林正恭（36）をイジり会場を沸かせた（【アカデミー賞】AKB48大島優子 オードリー若林にダメ出し！「期待していたんですけど…」）。
前2回は、セクシーなドレスとゆうこらしいトークで会場を盛り上げたが、今回はどんな衣装とトークで盛り上げてくれるだろうか。
『第37回日本アカデミー賞』の主要各優秀賞受賞は以下の通り。
●優秀作品賞
・『永遠の0』
・『紙の月』
・『小さいおうち』
・『蜩ノ記』
・『ふしぎな岬の物語』
●優秀アニメーション作品賞
・『思い出のマーニー』
・『ジョバンニの島』
・『名探偵コナン 異次元の狙撃手（スナイパー）』
・『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―』
・『STAND BY ME ドラえもん』
●優秀監督賞
・小泉堯史『蜩ノ記』
・成島出『ふしぎな岬の物語』
・本木克英『超高速！参勤交代』
・山崎貴『永遠の0』
・吉田大八『紙の月』
●優秀主演男優賞
・阿部寛『ふしぎな岬の物語』
・岡田准一『永遠の0』
・佐々木蔵之介『超高速！参勤交代』
・中井貴一『柘榴坂の仇討』
・役所広司『蜩ノ記』
●優秀主演女優賞
・安藤サクラ『0.5ミリ』
・池脇千鶴『そこのみにて光輝く』
・井上真央『白ゆき姫殺人事件』
・二階堂ふみ『私の男』
・宮沢りえ『紙の月』
・吉永小百合『ふしぎな岬の物語』
●優秀助演男優賞
・阿部寛『柘榴坂の仇討』
・伊藤英明『WOOD JOB（ウッジョブ）神去なあなあ日常』
・岡田准一『蜩ノ記』
・笑福亭鶴瓶『ふしぎな岬の物語』
・三浦春馬『永遠の0』
●優秀助演女優賞
・大島優子『紙の月』
・黒木華『小さいおうち』
・小林聡美『紙の月』
・竹内結子『ふしぎな岬の物語』
・富司純子『舞子はレディ』
●新人俳優賞
・上白石萌音『舞子はレディ』
・小松菜奈『渇き。』
・能年玲奈『ホットロード』
・池松壮亮『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』
・登坂広臣『ホットロード』
・福士蒼汰『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』
●外国映画作品賞
・『アナと雪の女王』
・『インターステラ―』
・『ジャージー・ボーイズ』
・『フューリー』
・『GODZILLA ゴジラ』
●会長特別賞（※永年に渡り多大な貢献と顕著な実績をしるした故人に対して与えられる）
・故・鈴木晄（編集、2014年4月7日没、享年85）
・故・鈴木則文（監督、2014年5月15日没、享年80）
・故・森田富士郎（撮影、2014年6月11日没、享年86）
・故・山口淑子（俳優、2014年9月7日没、享年94）
・故・菅原文太（俳優、2014年11月28日没、享年81）
