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「V6」岡田准一、日本アカデミー賞受賞!優秀主演男優賞&優秀助演男優賞W受賞

 アイドルグループ『V6』俳優・岡田准一(34)が14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪3F『天平』で行われた『第38回日本アカデミー賞』優秀賞発表会で、優秀主演男優賞&優秀助演男優賞をW受賞。ジャニーズ勢としては初めて同賞授賞式に出席する。

 各部門の優秀賞が発表された後、同賞協会事務局長の富山省吾氏(62)から、「岡田准一はこれまで弊社の中でも最多の20本の映画作品に出演させて頂き、映画に育てていただいた俳優と言っても過言ではありません。昨年末に『報知映画賞主演男優賞』『日刊スポーツ映画大賞主演男優賞』を受賞させていただき、このたび日本アカデミー賞協会からも優秀賞を授与したい、とのご連絡をいただき、2月27日の表彰式のスケジュール調整がつきましたので、授賞させていただくこととなりました」と、辞退せずに受賞を受諾するとのジャニーズ事務所からのコメントが読み上げられた。

 ジャニーズ事務所としては、2006年の『第30回日本アカデミー賞』優秀主演男優賞に、『SMAP』木村拓哉(42)が映画『武士の一分』でノミネートされたが、「木村に限らず、ウチはレコード大賞や各音楽祭など賞レースというものを十数年前からやっていません。映画も同じで辞退は今に始まったことではないのです。それに映画はあくまで監督のものでおこがましいです。また、ホテルで一般の人から入場料を取っての発表会というのもウチの方針に合わない」(授賞式当日の入場料は、全席指定でフレンチコースディナー付4万円)とし、授賞式の出席辞退を表明していた。

 富山氏は、「日本アカデミー賞としましては、第30回(2006年)に映画『武士の一分』の時に、木村拓哉さんがご辞退をされております。それ以来8年経って、今回受賞が実現したということで、日本アカデミー賞のドアに、また新しい人たちが扉を開けて入ってくれたと、そのように受け止めて、うれしく思っております」と、感慨深げに語った。

 日本アカデミー賞だけではなく、2006年の『第49回ブルーリボン賞』主演男優賞に木村拓哉と岡田准一がノミネートされた際も、主催の東京映画記者会にファックスで、「お世話になった俳優との争いもさることながら、同じ事務所内のタレント同士で賞を争うのは本意ではない。日本国内の賞レースには今後も参加する可能性は極めて低い」と通達し、辞退を申し入れたことがある。

 


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