歌手・氷川きよし(37)と歌手・水森かおり(41)が30日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
“演歌界のプリンス”である氷川は今回で15回目の出場。今回歌唱の楽曲『ちょいときまぐれ渡り鳥』では、氷川自身が紅白では初となる「股旅(またたび)」姿を披露したり、NTT東日本のCMでみかけたような、スケルトニクスと呼ばれる人型ロボット2体にそれぞれオカメとひょっとこのお面をかぶせてのパフォーマンスや、NHKの奈落から上げられる最大重量という巨大なロボットアームが扇を持つマシーンも登場。“ハイテク江戸ワールド”を表現する。
氷川はリハーサルを終えて、スケルトニクスについて、「最先端のテクノロジーを使っているセットにビックリしました。エンジンとか電気とか使ってない、人の力だけでのもです」と、驚いたそうで「乗ってみたいですね」と興味津々だった。
一方の水森は縦に横にと広がる巨大ドレスとなり、29日の会見では水森自身が“七変化”と表現した通り色も変化するのも見どころの1つだが、水森は「6.5メートルで去年より高く上に(伸びて)上がっちゃうと見えなくて。タコみたいに足が伸びるという感じで」と、形容した。
もしそのドレスを命名するならと問われると、水森は「(制作した)桂由美先生は『めでたい紅白なので』と言ってたし、“ハッピー人間ドレス”です」と、笑顔を見せながら話し、「白の部分は和紙なんです。下まで一枚になっている生地で重いんです。だからポロリしないように気をつけたいと思います(笑)」と、報道陣を沸かせていた。