『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開催され制作局エンターテインメント番組部の三溝敬志プロデューサーが報道陣の質問に答えた。
報道陣からは前日28日に正式発表となった歌手・中森明菜（49）の出演についてのことに殺到した。
三溝プロデューサーは、体調不良で活動を休止していた中森の容体について、「相当回復されているということは聞いています」と話し、一部報道で帯状疱疹と報じられビジュアル的には大丈夫かと問うと、「それはたぶんまったくないと思います」と、コメントした。
なぜ、アメリカのスタジオからの出演になったのかについては、「彼女が一番取り組んでいる新作のアルバムのレコーディングの中で一番思いを込められていることもあり、NHKホールに来て歌っていただくのなら代表曲もいっぱいありますし、そういった曲を歌っていただくことしか考えていなかったんですけど、今の明菜さんの姿を見ていただく上では、今やっていらっしゃるアルバムの中からやっていただくのが一番いいと僕らも思いました」と説明。
一部の報道ではVTR出演になるのではとも言われていたが、「ご本人が、『出るからには生で歌います』というふうに明言されていたので、録画ならという交渉はまったくしてないですし、生で出れないんならナシだなと思ってました」と、中森側とのやりとりを明かした。
また、今回出演する歌手・松田聖子（52）と会話したり絡みがあるのかとの質問には、「場所的にたぶん無理かな…彼女も彼女で初めての紅組最後ということもあって相当今回は緊張されていると思いますので、そこでMCに絡んでくれというのはちょっと今言えない状況ですね。正直なところ」と、語っていた。
