歌手・徳永英明（53）が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
2006年から連続出場している常連の徳永。昨年はアニメ『ドゴンクエスト』第一部エンディングとしても知られる楽曲『夢を信じて』を雰囲気たっぷりに披露していたが、今年は東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）の被災地および被災者の物心両面の復興を応援するために制作されたチャリティーソング『花は咲く』を披露する。なお、同曲を徳永は今年9月の歌謡コンサートで披露していた。
リハーサル後の囲み会見では、今年の一年を振り返って、「今年は僕そんなに活動していなかったんです。制作とか、ファンクラブに向けて動いてましたから。ですから歌うことに慣れてないのですが、羽生（結弦）くんが後ろで応援してくれるので一生懸命歌いたいと思います」と、フィギュアスケーターの羽生結弦選手（20）のVTRがバックに流れながらの演出であることを明かした。
楽曲が『花が咲く』になったことに、アルバム曲に収録されたことと、「震災復興のことを忘れちゃいけないということと、その火は消しちゃいけないということ。今回羽生くんが後ろでスケーティングを（VTRで）やってくれるというのがさらに重みがあるのかな」と、思いを込めて話していた。
