“金爆”こと人気4人組ビジュアル系エアバンド『ゴールデンボンバー』のボーカル・鬼龍院翔(30)、ギター担当・喜矢武豊(29)、ベース担当・歌広場淳(29)、ドラム担当・樽美酒研二(34)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
3年連続『女々しくて』で登場する『ゴールデンボンバー』。一昨年は樽美酒の過激発言や、会場が樽美酒のお面をかぶる総“樽美酒”化というパフォーマンスで魅せ、去年はまさかの“替え玉”登場で、お茶の間に爆笑をもたらした。今年はどんな演出で魅せてくれるのか、何が飛び出してくるか分からない、びっくり箱のような楽しみな連中だ。
NHKのレギュレーションにより普段使いの『TAMIYA』Tシャツではなく、GACKTの顔が散りばめられたGACKT Tシャツで現れた鬼龍院。ノリノリでカメラの前で合体したり、奔放な行動を繰り広げた。
過去2回の出演では様々な意匠を凝らした演出でお茶の間を楽しませてきた金爆。今年の趣向を聞くと、鬼龍院は「やることわかったらつまんないっすよ」と砕けた調子で話し「今回は本当に難航した」とつくづくと話した。
「例えばどんなこと?」と聞かれると、「佐村河内さんとか。出したけどダメだった」肩をすくめる鬼龍院。「話にもならなかった」と喜矢武。これには報道陣も爆笑だった。さらに鬼龍院は「絶対に言えないやつは墓場まで持っていきます」と苦笑いした。
同じ曲で3年連続3度目の紅白出演だが、喜矢武は「同じ曲で4回まで出た方がいるんです。こうなったら5回出て記録を作りたいです」と前向きに発言。紅白の効果を聞かれると「取り分が増える」(樽美酒)「CDよりロイヤリティが高いからね」(鬼龍院)と現実的な話題に花を咲かせつつ「ファンが3世代に広がった。すごいありがたいです。3世代で観て欲しいです」と感謝した。
また、樽美酒は今年11月に左手首靭帯を損傷し全治2ヶ月であることを明かしていたが、具合を尋ねると「打ちっぱなしを打てるぐらいまで回復しました」と笑顔。“例のアレ”的なコメントを求められると「ほんとダメと止められているんですよ。お●んちん。お●んちん。お●んちん。お●んちんと固有名は出すなと止められている」と嘆いた。
報道陣から森進一のゲストとして出演する日本エレキテル連合との“白塗り対決”を指摘されるが「すでに負けている。調子に乗ってる部分あるのでいい刺激になりました」と謙虚な樽美酒。しかし、一転、「お●んちんで流行語大賞狙おうかな!」と鋭い笑いを繰り出した。