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「危険ドラッグ」5年前8件摘発から2014年上半期で128件と激増!警察・厚労省の本気度響く【流行語解説】

「危険ドラッグ」5年前8件摘発から2014年上半期で128件と激増!警察・厚労省の本気度響く【流行語解説】
「危険ドラッグ」について解説

 『「現代用語の基礎知識」選 2014ユーキャン新語・流行語大賞』表彰式が1日、東京・有楽町の東京會舘で開かれトップテンにノミネートされた『危険ドラッグ』について、解説がなされた。

 元国家公安委員会の古屋圭司氏は一般公募で選定された『危険ドラッグ』について、「国民にしっかり浸透することで、非常に危険なものだと認識してもらうことを期待する」と、願いを込めた発言をしている。

 ■以下『「現代用語の基礎知識」選 2014ユーキャン新語・流行語大賞』内での解説

「危険ドラッグ」5年前8件摘発から2014年上半期で128件と激増!警察・厚労省の本気度響く【流行語解説】
衆議院銀で元国家公安委員会の古屋圭司氏が登場

 これまで脱法ドラッグ、脱法ハーブなどと称された薬物については、簡単に購入できることからこれまで問題視されていた。

 危険ドラッグに絡み警察が摘発した件数は、2014年上半期で128件。昨年の上半期の倍を上回り、5年前の8件から激増している。

 今年6月には東京・池袋で脱法ハーブを摂取した男が運転する乗用車が歩道を暴走し1人を死亡、7人に重軽傷を負わせる重大事故を起こし、また大物ミュージシャンが薬物使用で逮捕されるというスキャンダルも衝撃をあたえた。

 「合法」や「ハーブ」などの柔らかい名称をまず変更して臨む、警察・厚労省の本気(マジ)度が世間に響き、この言葉は瞬時に浸透した。造語は物事の本質の的を射て初めて輝きを放つ。「アベノミクス 第3の矢」は暗くて見えない。

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