今年最も顕著な業績を残したチームを表彰するアワード『ベストチーム・オブ・ザ・イヤー 2014』表彰式が20日、都内で行われ「『妖怪ウォッチ』プロジェクトチーム」が最優秀賞に輝いた。
『妖怪ウォッチ』は2013年に『イナズマイレブン』シリーズなどを世に送り出したレベルファイブによるゲーム・アニメなどのクロスメディアプロジェクト作品。
表彰式には、株式会社レベルファイブの日野晃博社長と、同社執行役員で、妖怪ウォッチゼネラルマネージャーの本村健氏、また同作品の中から飛び出し、子供を中心に大人気で社会現象にもなっている『ようかい体操第一』の作詞・振付も担当したラッキィ池田氏もプロジェクトチームのメンバーとして登壇した。
日野社長は、「妖怪ウォッチは、長く続いて愛されるものをいま、この時代から作りたいということで始めました。クロスメディアといって1つの企画をいろんな分野で展開して、作品自体を流行らせていくという仕掛けなんですけど、今回はあらゆるものが成功して、チーム一同喜んでいます。会社は違えど、1つの志のもとに集まった仲間たちが、1人1人長く苦労話を話せるんですけども、きょうは代表して、喜びをお伝えしたいと思います。ほんとうに素晴らしい賞をありがとうございました」と、スピーチ。
池田氏は「体操を踊ってこどもたちが仲良くなったり、親御さんに喜んでもらえる、そういうことを想像して振付を作ってきました。妖怪ウォッチが子どもたちからブレイクしたというのを聞いてとても嬉しく思っています」と、コメントを寄せた。
さらに、『妖怪ウォッチ』プロジェクトチームへのゲストプレゼンターとして人気子役の加藤憲史郎くんが登場。ジバニャンなどの人気キャラクターも登壇したことに、「ジバニャンとケータくんに会えてうれしいです。ラッキィ池田さんにようかい体操を教えてもらい、学校の友達に自慢したいと思います」と、興奮気味に笑みを見せた。
また、優秀賞も発表。震災復興という1つの目的をもとに、日本最大級のボランティア母体に成長し、物資支援活動を基盤に、活動領域の広がりを見せている『ふんばろう東日本支援プロジェクトチーム』。福祉機器にクリエイティビティを掛け合わせ、これまでなかった次世代車いすを作り上げた『WHILLプロジェクトチーム』がそれぞれぞれ受賞となった。