“ロボガ”の愛称で親しまれているアニメ『ロボットガールズZ』のZちゃん・本多真梨子、グレちゃん役・水瀬いのり、グレンダさん役・荒浪和沙、トリプルガイちゃん役・高岡香、バルちゃん役・大空直美の5人が28日、都内で行われたロボットアニメ『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU DVD-COLLECTION』（発売元：東映アニメーション株式会社、東映ビデオ株式会社）のLOD特別ドラマCDアフレコ収録会見に出席した。
同アニメは、1976（昭和51）年～1977（昭和52）年に、東映アニメーション初のオリジナル巨大ロボットアニメとして製作された『大空魔竜ガイキング』がオリジナル。それを2005年リメイクし、装いも新たに製作・放送されて人気を博した。
今作に登場する「トリプルガイキング」「バルキング」「ライキング」が、現在大人気沸騰中の『ロボットガールズZ』オンラインゲームへの参戦が決定！それを記念して、初回特典に往年のスーパーロボットを擬人（＝美少女）化したアニメーションシリーズ『ロボットガールズZ』の特別ドラマCDを封入する。
VOL.1の特典「食らえ必殺の3の三番勝負！最後は笑って結果保留（サスペンド）！！」、VOL.2の特典「キタ！見た！転んで落ちた！月並みグレーと降臨！！」の2巻分かれて封入されているが、合計で3章立て70分という大作！まずは、収録を終えて、聴きどころや感想などからスタート。
トリプルガイちゃん役・高岡は、「『ガイキングLOD』BOXの特典ということで、『ロボットガールズZ』になってから、初めてちゃんといっぱいセリフがあって、やっと日の目を見れたかなというのが“チームT”としての意見でして」と、しみじみと語り、笑いが起きる。
そして、“チームLOD”としては、「ここでライっちとバルちゃんとの、かかわりがハッキリわかるようなドラマCDになっています。ゲームではもう登場しているんですけど、会話とか関係性はドラマCDが初なので、聴いて頂いて。もっと好きになっていただけるような出来になっていると思います」と、オンラインゲームで登場した「バルちゃん（バルキング、声・大空直美）」「ライっち（ライキング・声・新田恵海）」と、「トリプルガイちゃん（ガイキング）」との関係性の謎が明かされるという。
さらに、「私としては、『ガイキングLOD』観てたので、本編のセリフがちょっとしたアレンジがされているので、観たことある人なら、あのシーンだとわかる（30話以降ぐらいの）ところをけっこう使っていたりするので、そこは『ガイキングLOD』を観ていた人には喜べる内容になっていると思います」と、『ガイキングLOD』のあのシーンとのオーバーラップも楽しみの1つだという。
バルちゃん役・大空は、「今回、初めて『ガイキングLOD』という作品を知った」そうで、「このドラマCDが公式のDVD－BOXに付くのが、いいのかな（？）というドキドキソワソワした気持ちがあったんですけど、演じてみてすごく楽しかったです」と、感想を。
バルちゃん（バルキング）のパイロットであるリー・ジェンシンが、中国拳法の使い手ということで、「バルちゃんもそれに合わせたというか、マッチしていて、語尾が“～ある”と、中華風なキャラになっていて、楽しかったです」と、こだわり方も聴きどころ。
そんなバルちゃんは、「かわいらしい見た目で、冷静でツッコミ役な部分もあるのかな」と、思いながら大空は演じたという。
Zちゃん役・本多は、「みんなとひとつの部屋で収録させてもらうのは、久しぶり。ニコ生とかではあったんですけど、キャラでドラマCDの収録はこんな人数だと、アニメぶりなイメージで懐かしい」と、感慨に深げ。
今回の内容が、「また、ガイちゃんとZちゃんが言い合ったり、やりあったりしているところがあるので、アニメの2巻に収録されているのを思い出しながら、こんな感じだったなぁと思いながら、収録させていただいてました。懐かしい気持ちでいっぱいです。でも、そんなに期間経ってないのに、何十年来の友だちといま会ったという感じ」と、久々の再会を喜んでいた。
グレちゃん役・水瀬は、「ニコ生でドラマCDをやりますと発表されたときから、どんなシナリオになるんだろうとか、今回はガイちゃんが主役ということで、チームZはどれぐらい出るんだろう。グレちゃん、本編でも、そんなにたくさん出番があったわけではないので、今回もまた、ちょっとかと思ったら、意外と多くて、今回も技名言えたので、安心しました」と、ホッとした様子。
久々にみんなと再会し、「オンラインの収録は1人で録っていたので、きっとみんなも同じようなこと言っているんだろうなと思いながらの収録でした。今回はみんな動いているのを観て、お芝居を吹き込ませていただいたので録りやすく、すぐに役になることができました。みんなさんに会えた時に、『チームZの3人だ！』という気持ちになれたので、私も懐かしくうれしいです」と、仲間との収録を喜んだ。
グレンダさん・荒浪も、「ニコ生、オンラインなど、本編を収録しないものでは、ちょこちょこみんなと会っていた。半年ぶりぐらいの作品収録で懐かしいなぁ。こういう感じだったなぁ、みんな」と、感慨深い収録となったという。
そんな中でも、「私が知っていたガイちゃんは『ガイキングLOD』ではなかったガイちゃんだったので、あらためて『ガイキングLOD』のバージョンアップしたガイちゃんを。オンラインの方では、私、プレイ日記も書いていて、ちょこちょこお声は聞いているのですが、熱血で面白い娘なんだなぁとあらためて知って楽しかった収録でした」と、キャラが変わっていて新鮮な部分もあったようだ。
それぞれの聴きどころとして、高岡は、『ガイキングLOD』で（ツワブキ・）ダイヤが言ったセリフをそのままではないが、ちょっと変えて言っているシーン。中でも一番好きなセリフは、「こんなに魂火つけられて、俺が燃えないわけにはいかないじゃん」という。
高岡は、「ダイヤ君が言っているのをいただいて嬉しかったです。『ガイキングLOD』では、（ツワブキ・ダイヤ役の）田中真弓さん（『ONE PIECE』のルフィ役などで有名）が言っていたので」と、ほんとうに嬉しそうに語った。
大空は、「個人としては、あしゅら男爵こと久川（綾）さんのとうとうとした噺家口調が聴きどころです。すごく長くたっぷりあるドラマCDにあって、噺家口調が挟まれているので、テンポよく、コミカルに聴けるところが好きなところ」というと、本多も「小芝居を見ている感じ」と、同意。
バルちゃんとしての聴きどころは、「チームZちゃんたちが来たときに、事故に遭ったかのような驚きっぷりを聴いていただけたら楽しいかな」と、語った。
チームZを代表して本多は、「今回は、主役ではありません。今回はLODがメインで、それにいちゃもんつける悪のチームZというポジション。『いつもどおりだな、アニメと変わらないじゃんコイツら。ほんとうに悪いなコイツら』」と、楽しそうに話す。
水瀬も、「聴いている人も懐かしくなると思うので、かわっていないよさ」が聴きどころと、同意する。
すると、高岡が「アニメよりZちゃんがヤクザっぽくなっていた」と、アニメと同じではなくパワーアップしていたというと、大空も「凶悪な感じがして」と、同調。さらに、当の本多まで、「楽しくなっちゃって、ドラマCDって尺がないから・・・。いつも以上に悪いZちゃん、Zチームが見れるんじゃないかなと」と、悪乗りが過ぎたよう・・・。
大空は、「家で台本見て練習していた時より、Zちゃんの返しが凶悪な返しになってた。そこが聴きどころ」と、ダメを押すと、本多は、「優しさも混ぜていたよ」と、笑いながら言う。
同DVDは2015年1月9日にVOL.1と2月13日にVOL.2が発売されるが、衣装を着てPRイベントなどするのかと聞くと、大空は、「バルちゃんの衣装着たいなぁ。でっかいアックス背負うやつ作ってください」と、プロデューサーにお願い。
すると、プロデューサーつながりで本多が重要な事を思い出した！！「ドラマCDの中で、プロデューサーの名前出ちゃってるんですよ。出たがりー！久川さんに名前を呼んでもらうという。羨ましかった」というと、それまで、おとなしかった荒浪が、「（久川さんに）名前を言ってもらおうとなったんですよ。『やだ、森山（義秀）さんたら』と、公私混同しているなと思いました」と、久川に名前を呼んでもらいたいから、無理やり名前を登場させたと主張する。
これには全員から、「人の悪口いう時に元気がでるー」と、爆笑だった。
『ガイキングLEGEND OF DAIKU-MARYU DVD-COLLECTION VOL.1』は2015年1月9日より1万5000円（税別）で発売！
【販売元】東映株式会社 【発売元】東映アニメーション株式会社 東映ビデオ株式会社
初回封入特典：「ロボットガールズZ」ガイキングLOD特別ドラマCD
VOL.1の特典「食らえ必殺の3の三番勝負！最後は笑って結果保留（サスペンド）！！」、
（脚本：兵頭一歩、出演：高岡香、新田恵海、大空直美、佐藤聡美、辻あゆみ、喜多丘千陽、久川綾、森下由樹子、東山奈央、前田愛美、里咲芽衣）
『ガイキングLEGEND OF DAIKU-MARYU DVD-COLLECTION VOL.2〈完〉』は2015年2月13日発売1万5000円（税別）
【販売元】東映株式会社 【発売元】東映アニメーション株式会社 東映ビデオ株式会社
初回封入特典：「ロボットガールズZ」ガイキングLOD特別ドラマCD
VOL.2の特典「キタ！見た！転んで落ちた！月並みグレーと降臨！！」
（脚本：兵頭一歩、出演：高岡香、新田恵海、大空直美、池澤春菜、本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙 久川綾、森下由樹子、東山奈央）
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