『第27回東京国際映画祭』クロージング作品『寄生獣』（監督：山崎貴／配給：東宝）に出演する女優の深津絵里（41）、橋本愛（18）、俳優・染谷将太（22）、山崎貴監督（50）、“寄生獣”のミギーが、23日東京・六本木ヒルズアリーナで行われたオープニングセレモニーに登場し、レッドカーペットを歩いた。
深津は黒のパンツスーツ。橋本は、白地に黒の模様が入ったひざ丈のミディアムワンピで登場。黒のタキシードに白いシャツ、黒の蝶ネクタイという主人公の泉新一を演じ染谷は、「東京のド真ん中でたくさんの方が集まって映画のお祭りをするというのは、とても面白いですね。楽しんでいます」と笑顔を浮かべた。
パラサイト・田宮良子役に扮した深津は、「雨の中、こんなにたくさんの方に集まっていただいて、このままみなさんで盛り上がっていければうれしいなと思います」と、喜びを。
新一が思いを寄せる同級生の村野里見を演じる橋本も「たくさんの方に集まっていただいて、ものすごい大きな力を感じています」と呼びかけた。
普段クールな表情が多い、“大人な”橋本も、この日は、ミギーのユーモラスな動きにときおり笑顔を浮かべ“18歳の”素顔を見せるシーンも。
本作は、「人間が食物連鎖の頂点に立つ時代が突然、終わりを告げる！」という、その斬新な発想とストーリー展開で、世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均原作の人気漫画。『モーニングオープン増刊』（講談社）にてF号（1988年）からH号（1989年）まで連載された後、『月刊アフタヌーン』（同）に1990年1月号から1995年2月号にかけて連載された。単行本は累計1100万部を突破した伝説的コミックの映画化。
ある日、謎の寄生生物（パラサイト）が到来。彼らは、人間の脳に寄生し、人間に擬態し、人間を捕食する新種の寄生生物「パラサイト」が突然、出現。高校生の泉新一と、彼の右手に寄生してしまった「ミギー」の奇妙な友情と戦いを描く。
2014年11月29日よりロードショー。
『第27回東京国際映画祭』は、10月23日～31日まで、メイン会場となる東京・六本木ヒルズのほか、TOHOシネマズ日本橋や歌舞伎座にて開催される。
