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天海祐希 舞台「蒼の乱」主演で気合!「人間離れを発揮したい」

天海祐希「人間離れ」と評され“応戦”!松山ケンイチの演技を「盗んで帰りたい」
天海祐希「劇団☆新感線」の「蒼の乱」へ気合を入れることに

 女優・天海祐希(46)、高田聖子(46)、俳優・松山ケンイチ(28)、早乙女太一(22)、平幹二朗(80)が30日、都内ホテルでいのうえ歌舞伎『蒼の乱』製作発表会見を、脚本を担当する中島かずき(54)、演出を担当するいのうえひでのり(54)とともに開いた。

 『劇団☆新感線』の劇団公演としては約1年半ぶりの新作で、神話や史実などをモチーフとしてケレン味を効かせた活劇の人気シリーズとして帰ってくる。今回は平将門をモチーフにしつつ、中島がこれまで追求し続けている国づくりがテーマとなる。主演の天海は2003年の『阿修羅城の瞳』、10年の『薔薇とサムライ』以来3度目4年ぶりの出演となり、国を背負って生きていく女性キャラクターと骨太な女性を演じる。

 まず、会見ではいのうえから、「主演に天海さんを迎えるということが大きくて、天海さんはご存知の通り、人間離れしたキャラクターを演じても光るというか…」と、アナウンスされ、顔を両手で覆って恥ずかしげな様子を見せることに。

天海祐希「人間離れ」と評され“応戦”!松山ケンイチの演技を「盗んで帰りたい」
“人間離れ”に苦笑いする天海

 続けて、出演が決まった時の感想を問われた天海は、「また、新感線に出させて頂けるということで嬉しく思っています」と、真面目にあいさつしたが、「いのうえさんのおっしゃるように、人間離れしたという部分があるなら、ぜひそれを舞台の上で発揮したいなと思っています」と、こちらも負けずに“応戦”する様子も。

 前作での出演とは違う点については、天海は、「今回は若干、恋もあり嬉しく思っています。この前、本読みをしたときに、本当にある世界観ができていて、とても楽しみに思いました。平さんが本読みのときに正解を出されたので、私も早く正解を出せるように頑張りたい」と、抱負を。

天海祐希「人間離れ」と評され“応戦”!松山ケンイチの演技を「盗んで帰りたい」
 

 『新感線』初参加となる松山は、「僕は一番最初にお金を払って観た舞台が新感線の 『レッツゴー!忍法帖』で、それを観た時になんて面白いことを東京でやってるんだというのが心にあって、本当に幸せだなと思っています」とのコメントが。

 さらに、松山は、本作で天海と夫婦役になるということを問われ、「人間離れした天海さんの旦那になるということなので、僕も人間離れしなきゃいけない」というと、場内は大爆笑で、「絶対そういうバランスを意識しないといけないと思います。けいこの中でどうしたら夫婦になるかというのを意識しています」と、思いを。そんな松山に『新感線』舞台では先輩となる天海に「アドバイスは?」との声が飛ぶと、「何も!何も!私もアップアップなんで…」と焦り、お茶目な一幕を見せる様子もあった。

 一方、早乙女は、「今回3度目となりますが、1度目は謎の多い殺し屋、2度目はちょっとおかしな殺し屋、今回もまた謎の多い、帳の夜叉丸という役でそろそろ飽きられるんじゃないかなって。お客さんに飽きられないようにけいこで積み重ねたい」とコメントすると、中島からは「全然だよ!」と、笑みがこぼれことも。

 本作では実弟・早乙女友貴と殺陣を繰り広げることとなるが、話し合いはしているのかと問われると、「兄弟でも全然していないんです」と、ぶっちゃけ笑いを誘いつつ、「複雑な気分なんです。僕が初めて新感線の舞台に17歳で立ったんですが、弟も17歳で出させてもらうので、ちょっとジェラシーというか、並んだ感じがちょっと悔しいのと同時に、嬉しかったりして」と、さまざまな思いが去来しているそうだ。

 また、天海は「くれぐれも体調に気をつけてやりたいと思います」と、コメントしていたが、これは昨年4~5月に上演された舞台『おのれナポレオン』を軽度の心筋梗塞により無念の途中降板をしたことを受けてのもの。報道陣からは体調のことを尋ねられ、「体調は大丈夫だと思います。それを会見でも言われると思ったんですけど、そう言う以外どうしようもないので、何の支障もないと思います」と、万全をアピール。

 松山について天海は、「松山くんとは映画で2回ほど、舞台では初めてで、今回はガッツリお芝居をさせて頂けるのは嬉しく思います。誠実にお芝居される方だなと思っていますので、私もぜひ盗んで帰りたいです」と、注目しているのだとか。松山も、「ものすごい存在感のある女優さんなので、そういう力のある方と夫婦になるというのは、自分もそこまで行かなきゃならないと思います。全身全霊でぶつかっていかなきゃいけないと思います」と、ライバル心も覗かせていた。

 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』は3月27日~4月26日は東京・東急シアターオーブにて、5月8~27日は大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演予定!

 ■STORY
 時は平安時代。
 都では中央集権の政のもとに朝廷は貴族たちが贅沢三昧にくらし、地方の民たちには税が重く課され貧しい暮らしを強いられていた。不満のたまる地方の民たちは小さな反乱を起こしては貴族によって封じられていた。
 あるとき、左大臣の屋敷の国の行末を占っていた渡来衆の一団が、国家大乱の卦を出たことを口実に武士たちに襲われた。窮地に追い込まれた彼らの長である蒼真(天海)と、蒼真の親友、桔梗(高田)は、坂東から京に出てきていた将門小次郎(松山)に救われる。
 蒼真と小次郎の運命の出会いである。
 二人はその運命に導かれ夫婦となり、小次郎の故郷・坂東の地を目指し都を後にするのだが…。

 ■2014年春興行いのうえ歌舞伎『蒼の乱』詳細情報
 作・中島かずき
 演出:いのうえひでのり
 出演:天海祐希、松山ケンイチ、早乙女太一、梶原善、森奈みはる、栗根まこと、高田聖子、橋本じゅん、平幹二朗ほか
 
 ○東京公演
 日程:3月27日~4月26日
 会場:東急シアターオーブ
 チケット発売日:2月1日
 問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00~19:00)

 ○大阪公演
 日程:5月8~27日
 会場:梅田芸術劇場 メインホール
 チケット発売日:3月2日
 問い合わせ:キョードーインフォメーション 06-7732-8888(10:00~19:00)

 公式サイト
 http://www.aonoran.com/

天海祐希「人間離れ」と評され“応戦”!松山ケンイチの演技を「盗んで帰りたい」

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天海祐希
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松山ケンイチ
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早乙女太一
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高田聖子
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平幹二朗
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中島かずき
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いのうえひでのり
天海祐希「人間離れ」と評され“応戦”!松山ケンイチの演技を「盗んで帰りたい」
 
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