国内外のセレブリティ本人公認の等身大フィギュアが展示されているご存知、東京・台場のマダムタッソー東京にタレント・ビートたけし（67）が仲間入り。15日、会場でお披露目式が行われ、自身の等身大フィギュア、しかも定番ギャグである”コマネチ”ポーズのそれと対面したたけしは「やだな〜。似てるってことは欠点も似てるってこと。でもよくつくった。アハハ。笑うしかない。猫背で文句言ってる感じがそのまま。オレが女だったら絶対付き合わないね。よくできてる」と感嘆しきりだった。
計測は都内で昨年11月に実施。頭と顔を150カ所以上にわたって計測し、20人の彫刻師が約6カ月かけてつくり、その制作費は約2000万円という。とくにこだわったのは”コマネチ”ポーズの再現で、計測の際もたけしは長時間にわたってコマネチポーズを熱演。
「（コマネチのポーズは）7時間ぐらいやった。営業に行ってたら相当もうかってたよ。そんな長時間やったことないよ」と苦笑いのたけしだったが、「マダムタッソーは昔から知っていて、まさか自分がフィギュアになるとは…。うれしいが半分で、あとはどう考えても、”コマネチ”の格好でやるって言われるだろうなと思った。だからどう考えても、腰痛いんだろうな」とオファー当初から覚悟は決めていた様子だ。
「基本的には名誉なことだけど、オレが死んでも、コマネチをしたオレがここにいるかと思うと恥ずかしい歴史だよね。まあ、いいや。ここに来た人、絶対、同じ格好して記念写真撮るよな。射撃場に置いたらバンバン射たれるよな。いろいろ使い勝手いいじゃない」などと、その後もたけし節全開。
この喜びを誰に伝えたい？の問いには「ひとりにするといろいろ揉めますね。当たり障りのないとこで、おふくろ、オヤジってのもあるけど、くたばっちまってるし、孫に伝えてもしょうがない。浅草の売れてない時代のみなさんに感謝したいですね。ここまで大きくなったゾと」。さらに、次に等身大ギフュギアになりそうな人については「カルーセル麻紀さんの裸とかどう？ あそこはどうやってつくるんだろ？」と茶目っ気たっぷり。次回があった場合のポーズについては「オレは”コマネチ”しかないからね。あとはほとんど放送禁止。これが定番かな。ぜひ、遊びに来てください」と照れ笑いしながらPRしていた。
同日17時から公開。
