歌手のMay J.（26）、元宝塚トップスターの瀬奈じゅん（40）、遠野あすか（35）が10月14日、東京スカイツリーで行われた『TOKYO SKYTREE & FRaU Premium Halloween Night 2014』に出演した。
同イベントは人気女性誌『FRaU』（講談社）と東京スカイツリーがコラボレーションした一足早いハロウィンイベント。May J.は魔女の仮装で登場し、最新アルバム『Imperfection』の中から『本当の恋』を披露。秋の夜にふさわしいしっとりとした歌声を響かせた。
May J.は「この曲はあらためて自分らしく生きることの大切さを教えてくれました。私の人生を変えてくれた曲です」と話すと、映画『アナと雪の女王』の主題歌『Let It Go（英語版）』を歌い、集まった観客から大きな拍手が起こった。
ハロウィンの思い出を聞かれると「母が外国人なので、毎年仮装してみんな集まって『トリック・オア・トリート！』ってやってました。母が衣装を毎年作ってくれて、ディズニーが多かったです。ティンカーベルとかポカポンタスとか」と話した。
イベントには“大人のハロウィン”をテーマに瀬奈と遠野も仮装姿で登場。会場を練り歩くとファンの声援が飛んだ。瀬奈は「遠野あすかさんと並ぶと、宝塚時代を思い出して、男役っぽくなってしまいました」と凛々しく語った。しかし、高所恐怖症という瀬奈に展望台での撮影は大きな試練だったようで、遠野から「あさこさん（瀬奈の愛称）、生まれたての子鹿みたいな感じでした」と暴露されて照れ笑いだった。
ティム・バートンの世界をイメージしたコスチュームの瀬奈は「“大人ハロウィン”だから徹底的した扮装がいいんじゃないかな。私も以前『エリザベート』のトートのメイクをしてくれ、と頼まれたことがあって、かつらもメイクもしてあげました」とコメント。「羞恥心とかすべてかなぐり捨てて“これが私の私服です”というぐらいの自信を持って」と薦めた。
瀬奈は「稽古に行くときはジャージだったりしたんですけど、公の場ではスーツが多かった。（退団して）心境の変化はないですけど、“こうでなくてはいけない”というのがなくなって、ファッションを楽しめるようになった」としみじみと語った。一方、遠野は「宝塚時代に華やかなものを着すぎて、今は地味に。一生分の光物を身につけた気がする」と苦笑。遠野といえば今年7月に一般男性との結婚をブログで報告したが、瀬奈は「すべてが新婚の輝き」とニヤリ。会場からも祝福の声が飛び、遠野は「ありがとうございます」と幸せそうな笑顔を見せた。
