
“セカオワ”の愛称で親しまれている4人組音楽グループ『SEKAI NO OWARI』のNakajin(29)、Fukase(29)、Saori(28)、DJ LOVE(29)が2014年末に開かれる『第65回NHK紅白歌合戦』への白組出場が決まり26日、東京・渋谷の同局での会見に出席した。
4人全員黒のコーディネートに蝶ネクタイ姿で登場した『SEKAI NO OWARI』。Nakajinから、「僕達メンバー4人は幼なじみでして、僕とFukaseなんかは、大晦日のとき、紅白歌合戦を見て、そのあと、近くの神社に初詣に行くというのが恒例だったんです。そんな幼いころからの思い出の紅白歌合戦に出場できることを光栄に思っています」と感慨深げ。
視聴者へ向けて、Nakajinは「僕らのことを初めて見るという方もいらっしゃると思いますも、メンバーに(DJ LOVEのような)ピエロもいるのでビックリされないかがちょっと心配なところですが、精いっぱい頑張りたいと思います!」と、メッセージを寄せていた。

有働由美子アナウンサー(45)からは、“心配”と言われたDJ LOVEへピエロの仮面を取ったらというリクエストがあったらどうするかという質問が飛んだが、DJ LOVEは「これ(ピエロの仮面)は取らないですよ。時間いっぱいまで粘りたい(笑)」と、そこは譲る気がないそう。
さらに、有働アナが、紅白歌合戦のイメージはどうかと尋ねると、Nakajinは、「年末の1大イベントで家族もそろって観ていたので温かいものだと思っています」と、返答していた。
Fukaseにも今回の出場に感想を求めると、「僕はろくなことが言えないのでリーダーに言ってもらったんですが、先月父が脳出血で倒れて、いまもリハビリ中でして、リハビリセンターでいまもこれを見ているのかなと思うのですが、父に届くように歌いたいと思います」と、まっすぐ前を向いて話す。
Saoriへは演出面をどうしたいかという希望を挙げてもらうこととなり、「まだ楽曲も決まっていないので、どんなことというのは全然考えていないですけど、私達のいつもやっている野外ライブでは、30メートルの巨大樹を作ったりとか、ウォータースクリーンから水が降ってくる装置を使っているので、いつもやっているライブをみなさんにお見せできれば嬉しいなと私達は思っております」と、語っていた。
NHK紅白歌合戦は12月31日午後7時15分から放送スタート!


