10月スタートのアニメ『ガールフレンド（仮）』先行上映会が10日、東京・スペースFS汐留で開かれ、クロエ・ルメール役の丹下桜と望月エレナ役の原田ひとみが登壇し、司会はニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが務めた。
総勢80人以上の声優が出演する学園恋愛ゲームが原作。現在555万人の会員が登録するという人気ぶりを見せている作品となる。
会場には抽選で選ばれた約100人のラッキーな観客が集結。開演前にもクロエ、エレナそれぞれの影ナレーションが入り、ファンをニヤリとさせる演出が。
時間になると、先生という体でネクタイにメガネ姿の吉田アナが会場に飛び出して来る。そして丹下、原田と続くのだが、丹下は自身がベレー帽をかぶっていることに触れ、「きょうは髪を切りすぎてしまいました。それで、クロエのトレードマークがベレー帽なので、イベントで初めてベレー帽をかぶってきました」と、あいさつし、会場をほんわかさせることに。すると原田がその様子を眺め、「水橋かおりさんが、『丹下桜です』という声でご飯3杯行けるという話をしてましたが、その気持ちが分かりました！」と、丹下を見守るような視線を見せた。
クロエといえば留学生という設定のためカタコトの日本語というのがポイントの1つとなるが、丹下は、「いまはカタコトじゃないとNGになるんです。だんだんカタコトのハードルが上がりました。みんなで合わせるのも別録りになったりして」と、苦労もあるのだとか。
一方の原田には吉田アナがエレナのビジュアルを見ながら、「断トツでバストに目が行くんですが…」と、声をかけると、原田は、「実は数字上はほかのキャラのほうが大きかったですね。“標高”はちゃんとチェックしている。いうなれば数字じゃないので、数字はあくまで目安で、同じサイズでもモリっとした“標高”の高い子だと思っています」と、胸を張っていた。
アフレコについては、台本で語尾などに違和感を感じた場合、キャスト本人の感覚で大丈夫と言われているという話や、エレナは原田本人をモデルにしていると裏話を披露。そのなかで丹下は、「私の場合はNGを監督も出しようがないみたいで、1発OKになるんです。クロエが言えばそういう言葉になるから、（自分が言ったことが通るので）嬉しくてしょうがないです」とも。すると吉田アナが「あるいみ神の領域ですね（笑）」と、声をかけると「そうですね！」と、笑顔でうなずく様子も見せた。
アニメ本編では、クロエがエレナにツッコミを入れると明かし、丹下は、「クロエとエレナちゃんはよく会話があるんです」と、チラリと明かすと、原田は「私達はガルフレのなかでも自由度が高いです」と、コメントを寄せた。
その後、丹下、原田も同じ会場で第1話を鑑賞。その解説として丹下は、「絶対に言わないと気づかないなと思うことがあると思うんです。内容には関係ないんですけど、クロエが留学生なので不思議な日本語とか、初めて知ったメモとかを見せるシーンがあるんですけど、そのメモの絵は私が描いたんです」と、“秘密”を告白。それを聞いた原田も「私も実は（劇中で）エレナが描いた絵を、私が描いたりしました。だから丹下さんも同じ話があったんだと思って！もしかしたら、キャラクターが描いたものって、私達が描いたものなのかも」と、新しい楽しみ方を提示していた。
ほか、上映会では第2話のクロエバージョンとエレナバージョンの予告を2人が生アテレコしつつ、OP・EDの情報も発表。OPは軽音部のバンド『にゅーろん★くりぃむそふと』（風町陽歌役・早見沙織、朝比奈桃子役・小倉唯、黒川凪子役・後藤沙緒里、江藤くるみ役・洲崎綾、蓬田菫役・五十嵐裕美）による『楽しきトキメキ』。EDが椎名心実役の佐藤聡美の『はれるかなぁ』となることが明かされ、その一部の音楽も公開されることとなった。
最後に丹下は、「初めて私達も第1話観ましたけど、動くキャラクターは違いますね。クロエもしゃべってると、ちんまりした女の子かなと思っていたら動いてみると、フランス国籍でシュッとしていて、スタイルも抜群ですね。みなさんと同じく私も本放送を楽しみにしています」と、呼びかけると、原田は、「待ちに待ったといいますか、ゲームプレイから2年経ってます。動くキャラクターを観れるというので私もすごく楽しみです。エレナ回とかもしかしたら、ちょっと事件ではないですけど、キャラクターを掘り下げたようなお話もあるので、楽しみにして頂ければ」と、メッセージを寄せていた。
アニメ『ガールフレンド（仮）』は10月12日よりテレビ東京系にて放送スタート！
