タレント・神田うのが4日、東京・サンリオピューロランドで行われた「サンリオピューロランド イメージモデルオーディション2014」に、特別審査員として参加した。
3才から12才までの男の子女の子が応募総数1100人近い参加の中から、1次審査を通過した81名のファイナリストが最終審査に登場した。質疑応答や自己アピールとダンスの2パターンで競った。
ピンクのワンピースで登場したうのは、「よいこのみんなー、こんにちはー。最後までみんなで楽しんで素敵なステージにしていきましょうね。緊張してますか?大丈夫?しっかり審査しますので、あまり緊張せずに楽しみながら参加しましょうね」と、語りかけるようにあいさつすると、拍手とともに元気な子どもたちの「はーい」という声が返ってくる。
10人1組8チームに別れ、それぞれ名前、年齢、好きなピューロランドのキャラクター、好きな食べ物、自己PRなどをハキハキと答えたり、待ちきれずにステージ上を走り回るなど、元気さを爆発させ、会場のお父さんお母さん、審査員たちも、それをみて笑いが起きる。
ダンス審査では、その場で即興でキティちゃんとMCのお姉さんの振りに合わせる。なんパターンかあり、後から登場する組が有利にならないように配慮されているが、その分子どもたちにとっては難しい審査となった。
審査中は、うのは、1人ひとりをじっくり観察しながら、審査員と話をしながらメモをとるなど真剣な表情で審査を行った。
審査結果が出るまでの間、キティちゃんの歌のパフォーマンスがあり、いよいよ結果発表。「審査員特別賞」「神田うの賞」「グランプリ」の各1名が発表された。
発表後、うのは総評として、「全員可愛くて、涙がでるくらい。みんなしっかりダンスを一生懸命している姿を見て。しっかりして。私の娘は、2才11ヶ月で、ほぼ同世代。みんなのほうがちょっとお姉さんかな。審査するのが心苦しくて、全員満点なんですけど、しかたない今日は仕事ですので、心を鬼にして。全員グランプリなの。本当にみんな可愛かった。参加してくれてありがと。サンリオピューロランドといっしょに大きくなっていきましょうね。今日は、はるばる遠くから来てくださった方、近隣から来てくださった方、おしゃれをして、練習してここに来ててくれて本当にありがとう」と、オーディションを受けた子供たちやその親御さんの気持ちを労った。
グランプリに選ばれなかった子どもたちの泣きながら、「ママ頑張ったのに」との声が会場に響き渡った。それを聞いたうのは、「ねぇ。みんな可愛かった。ちょっとの差なんですよ。みんな自分の子供にしたいぐらいでした」と、1人しか選べなかった苦しい胸の内を明かした。
グランプリを獲得した子どもには、テレビ雑誌チラシなどに登場していただき、ピューロランドの楽しさを伝えていただくモデルとして活躍する。
なお、受賞者は以下のとおり
グランプリ
和田琴音(わだことね、4)
「今回は、元気に楽しくステージの方で参加していただきましたけど、頑張ってくれた人が多くて選考が難しかったです。和田琴音ちゃんはダンスのリズム感、質問に対する受け答えがしっかりしていた」
特別審査員の神田うの賞
菊地葵香(きくちあいか、5)
「総合的に私のタイプといいますか。非常に可愛らしく、ダンスも上手でした。総合的にバランスが良くて、他の審査員もみんな一致して、非常に高得点でした」
審査員特別賞
小峰碧月(こみねみつき、3)
「とても3才とは思えない堂々とした受け答えに審査員全員一致」
クレジット:(C) 2014 SANRIO CO; LTD.
※オフィシャル写真前方左より小峰碧月(3才)、和田琴音(4才)、菊地葵香(5才)