F1パイロットのジェンソン・バトン（34）が自身参戦するF1日本GPのために来日。1日、都内でエンジンオイル「モービル1」のPRイベントに登場した。
この日、バトンはフリーアナウンサー・内田恭子（38）の進行のもと、ソチ五輪スキージャンプ銀メダリスト・葛西紀明（42）とともに”大切なものを守る”をテーマにレジェンド対談。「150万人に触られたメダルなんで、きょうも持ってきた」と個人、団体の2枚のメダルを首にかけて登場した葛西に、バトンは「すごいね、重い…。1つとるだけでも大変なことなのに2つも持ってすごい。（葛西のオリンピックでの姿を見て）年齢は関係ないなと思った。メダル獲得を達成されたこと、おめでとうございます」と祝福した。
長年のバトン・ファンという葛西は「大切なマクラーレンというチームはどういうチーム？」「どうやってプレッシャーに打ち勝つ？」など質問攻め。そんな葛西にバトンは「アスリートとしての共通項目は多い」と共感しつつ、「家族や友人などいいときも悪いときも支えてくれる人に囲まれることが大切。勝っていかなければならないプレッシャーを乗り越えるには、家族や友人の存在が重要」としみじみ。
最後は、葛西が「ボクは運命の出会いを大切にしていて、パワーを持っている人に引きつけられる。きょうはこのメダルのパワーをバトンさんに渡せたかなと思う。最高のパフォーマンスで上昇していってほしい」とエールを贈り、2枚のメダルをバトンの首にかけるパフォーマンスも披露。バトンが初めて触ったメダルであることを聞いて「ヤッター！初だ！」と大喜びの葛西。「F1が終わるころにボクのシーズンが始まるので、終わったらまたパワーを返してほしい」と茶目っ気たっぷりに語ったが、一方のバトンも「ではまたお会いしないとね」とすっかり意気投合した様子だった。
日本GPは3日に開幕するが、バトンは「日本のサーキットは特別。2003年にホンダからエンジンの提供を受けて以来ご存知のとおり。それに婚約者もこちらにいる。どのドライバーも協力してくれるので、いい試合をさせていただきたいし、最高のレースをしたい」と意欲満々だ。
コメントのとおり、モデル・道端ジェシカ（29）と婚約中だが、会場に観戦しにくるというフィアンセにどんな姿を見せたい？の問いには、「そこまで近い関係なので、なにかを見せたいではなく、自然体のいつもの自分でいたい。きっと、（ジェシカも）自分の一部として（レースを）観てくれる。今年は成績的にはいい1年ではなかったが、彼女のサポートがあったことがとても大きかった」と感謝しきりだった。
