北島三郎 4500回公演の偉業達成!弟が7月に亡くなっていたこと告白し「あいつのために」

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北島三郎 4500回公演の偉業達成!弟が7月に亡くなっていたこと告白し「あいつのために」

北島三郎が4500回公演を達成!

 “サブちゃん”こと歌手・北島三郎(77)が23日、東京・明治座で『北島三郎最終公演』を開催。本公演を持って4500回の通算公演回数という偉業を達成したことを記念し、舞台上でお祝いされることとなった。

 日本歌謡界のトップを走り続ける北島が1968年から約半世紀にわたり続けてきた『北島三郎特別公演』の集大成となる公演を8月31日からスタートさせた。1ヶ月にわたる長期間公演はこれで最後。公演は来年1月29日の福岡・博多座まであるさなか、この日、4500回目の公演を迎えた。

北島三郎 4500回公演の偉業達成!弟が7月に亡くなっていたこと告白し「あいつのために」

国定忠治(北島・北山)

 第一部の『国定忠治』では、義理と人情を持った幕末の上州・信州一帯で活躍した伝説の侠客・国定忠治になりきり、ほろりとくる芝居から大立ち回りまで、いきいきとこなすことに。休憩を挟んで、第二部の『北島三郎、魂の唄を…』では、総勢100人以上の群舞、劇場が大海原となるような演出!そこに、北島の『山』、漁船の壮大なセットに乗りながらの『北の漁場』といったヒットパレードが惜しげもなく歌い継がれ、観客の感動を呼ぶこととなった。

 そして最後にはド派手な金しゃちほこに乗り『まつり』まで歌い終えた北島に4500回公演を無事終えたことへ祝福の言葉が。これに北島も感無量な様子だったが、三女で女優・水町レイコ(39)は花束を渡しながら涙。「4500回という日をともに迎えられたことを誇りに思います。これからもずっと元気で、歌の道をみなさまのために歌い続けてください」と、メッセージを送った。

北島三郎 4500回公演の偉業達成!弟が7月に亡くなっていたこと告白し「あいつのために」

 

 これに感極まった北島は「湿っぽくなるのは嫌なので、これだけは言うまいと思っていたんです」と前置き、「これまでともに力を合わせて舞台を作ってきた、可愛い弟(大野拓克さん)が、この舞台の始まる少し前に(天国に)旅立ってしまいました。歌謡ショーの演出は彼がほとんどを演出してくれていました。きょうは会場の中に弟の写真をとこかに置いていて、どこかで見守ってくれているのかなと思っています」と、7月に亡くなった天国の弟・大野さんへ言葉を紡いだ。

 「まだまだ“路遥か”でございます。みなさんの力を借りながら、この道を頑張って行きたいと思っております。厚く厚く御礼を申し上げます」と、弟子で義理の息子とのデュエット曲で『路遥か(みちはるか)』をしめくくり満員御礼の会場へ向けて深々と感謝を捧げていた。

 終演後に北島の囲み会見が開かれることに。この4500回という偉業に民放各社、NHKまで駆けつけお祝いすることとなったが、北島本人としては、「気がつけば4500回もできていた」と、大きく意識したものではなかったのだとか。それでも、「1人じゃどうにもならない。みんなに支えてもらって。両親が丈夫に産んでくれたことに感謝」と、周囲に感謝することに。

北島三郎 4500回公演の偉業達成!弟が7月に亡くなっていたこと告白し「あいつのために」

 

 『まつり』では最初カブトだったものが割れて中からしゃちほこが出てくるという観客の度肝を抜くものだったが、報道陣から、「(お金が)かかってる?」と、制作会見のときにも話していたお金の話が飛ぶと、北島も「かけるときはかけてる」とニヤリ。続けて、「お客様が来てくださるからかけられる。来年も来るよと言ってくれる人のために思い出になるものを作らないといけないから。来てくれた人が、次は『近所の人を連れてきた』とか、『息子を連れてきた』とかそうやって話題が広がって、いまがあるので。ただ歌うだけじゃなくて、少しでもよかったなとか、びっくりしたという思いをして帰ってもらいたいから」と、4500回続いた秘訣も交えて話していた。

 本公演で1ヶ月にわたる長期公演はやめると宣言している北島だが、そのことを問われ、「元気のいいうちに、しっかりした歌を歌える時に幕を引居たほうがいいかなと思っています。続けたいんだけど、体調もあるし、惨めなヨボヨボを見せたくないかな。でも、引退じゃないし、残っている時間はみなさんに恩返しの舞台で、地方を回りたい」と、積極的に地方公演をしていくという北島。「もし仮に引退と言ったりしたら、2年かかろうが3年かかろうが、全国を周ってありがとうと言いたい」と、思いを口にしていた。

 また、舞台上で話していった弟の大野さんの話になると、「体調を崩してね。2ヶ月前に旅だったんです。病院を出て会社に来て仕事をしててね。いなくなっちゃうとこっちで何かやらなきゃいけない。お芝居と歌謡ショーを一緒に見ることになって、疲労がたまりつつあるけど、あいつのためにもしっかりやってやろうと。弟からも『カッコ良く、バシーっと行ってください!みなさんに感動するものを!』と言われました。『まつり』のカブトとしゃちほこも弟が考えてくれたものです。あれに乗るとあいつの顔が思い浮かびます」と、しんみりと語っていた。

 最後に「4500回の舞台にみなさんのおかげでできました。通過点と言うと偉そうに聞こえますが、歌手生活の1ページに足跡ができたこと感謝します」と、思いの丈を語っていた『北島三郎最終公演』は東京・明治座では28日までで、大阪・新歌舞伎座公演は11月2~30日、福岡・博多座公演は2015年1月6~29日に上演!

北島三郎 4500回公演の偉業達成!弟が7月に亡くなっていたこと告白し「あいつのために」

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北島三郎

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ショー

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親子共演も

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4500回達成!

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